デスク環境を構築する上で仕事の効率に直結するモニターや操作系デバイスなどのガジェット。
こちらの記事では、在宅ワーク歴7年の僕が普段から愛用しているデスク周りのガジェットを一挙にご紹介していきます。
これから書斎、デスク周りを整えたい!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
↓動画版デスク周りのおすすめガジェット紹介もありますのでよければご覧ください。
モニター:Dell U4021QW(40インチウルトラワイドモニター)
まずはデスクの顔でもあるモニターは、モニターシェア世界No1のDell U4021QW。
5K×2K 40インチウルトラワイドモニターです。これを選んでいる理由は…高解像度・マルチタスクの快適性、そしてワイドモニターは見た目がカッコ良いから。
U4021QWが最高の理由
- 文章執筆も画面を3分割にして快適
- 動画編集は全画面表示の横長タイムラインは神
- 94W給電対応&ドッキングステーション機能搭載
- Dellのサポート体制が手厚すぎてやばい
94W給電対応&ドッキングステーション機能搭載
ドッキングステーション機能を搭載しているので、MacBookとケーブル1本をモニターと接続するだけで、給電とデスクの周辺機器全てとガッちゃんこ(接続してデスクトップPC化)できます。
僕が接続している機器をリスト化するとこの通り。
接続している機器リスト
- USB-Cポート・SDカードリーダー
- WEBカメラ
- オーディオインターフェース
- マイク
- スピーカー
ケーブル1本挿すだけで、瞬時にMacBookを最強デスクトップPCにトランスフォームできます。
デスク手前に設置したUSB-C4ポートとSDカードリーダーも使えるようになるのですが、これが鬼クソ便利です。
動画が撮影し終わったらSDカードをブッ刺し、外付けSSDに動画データを移し、動画編集をする。YouTubeやSNSに動画編集を仕事にしている僕には最高です。
またUSBポートは最大14Wの充電可能で、最大4つの機器を接続することができます。
U4021QWはドッキングステーション不要のディスプレイ
モニター価格20万円超と確かに高いんだけど、ドッキングステーションは別途購入すると5〜6万円はするので、実質15万円のモニターです。
3画面分割で使えるので実質5万円。安いです。
そして、この100W給電に対応しているモニターって地味に少ないので、出力が大きいM1/M2MAXMacBookもケーブル1本で給電できるのが嬉しい限り。
Dellサポートが手厚すぎてやばい
またハード面以外にも、Dellのサポートもとても優良です。
U4021QWには、3年保証ついてるんですが、僕は購入から1年後くらいに不具合が発生し、交換対応してもらいました。
しかし、驚きなのは、DELLのサポートはその交換品からさらに3年保証付いてくるんです。
つまり、僕が購入したのが2021年1月ですが、2025年7月までサポートが続きます。
この手厚さはヤバいです。さすがモニターシェア率No1。
高額なモニターもDell製であれば購入が全く怖くないので、実質0円です。
モニターアーム:エルゴトロンHX
ただDell U4021QWのデメリットを挙げるとするなら、重すぎデカすぎること。
男にとってデカい!は色んな意味で名誉だけどモニターの場合、取り付けられるアームの選択肢がただただ狭まります。
なので、重量級のモニター(最大19kgまで)を安定して支えることができるエルゴトロンHXに取り付けています。
定番のモニターアームといえば、エルゴトロン。
その中でもHXは、載せれるモニターサイズ・耐荷重がアーム界ではNo1クラスです。
これまで多くのアームを使ってきましたが、Dell U4021QWにはこれがベスト!というのが僕の現在の答え。
さらにエルゴトロンモニターアームは全般、アームに配線を収納できる仕様になっており、HXも同様。配線整理を簡単にしてくれるし、HXの場合、配線収納も大容量になっているのでDell U4021QWのようなドッキングステーション機能付きモニターは配線が多くなりがちですが、しっかりと全て収納できています。神です。
また、モニターアームの中にはアームとブラケットが分離できるタイプ・できないタイプが存在します。
モニターとアームを分離して取り付けできない商品の場合、アームにあらかじめモニターを取り付けてから土台に固定する必要があり、モニターとアームを一緒に持ち上げることになるので取り付けが大変になるケースが多い。
それに対して、ブラケットとアームが分離できるタイプの場合、モニターアームを事前にデスクに取り付けて置けるので、持ち上げるのはモニターだけになり、取り付け・取り外しがとても楽になる。Dell U4021QWのように重量が重いモニターであれば尚更。
このように10kgオーバーの重量級のモニターを設置するのであれば、エルゴトロンHXほぼ一択と言ってもいいほどおすすめです。
メインPC:M1MAX MacBookPro 14インチ
メインPCは、M1MAXMacBook Pro14インチ。
先ほども言った通りケーブル1本を繋ぎ、デスクトップPCにトランスフォームして使っています。
ちなみに僕はApple製品を好んで使っていますが決してApple信者ではありません。
Apple製品で揃えた時のデータのやり取りの便利さに魅力を感じ使い続けています。
例えば、iPhoneで撮影した動画をPCに送るのはエアドロップで一発。
SNSの投稿文章はPCで作成してコピー、iPhoneでペーストができちゃう。
そして、これらがアプリを介することなく使用できる。Windowsじゃないデメリットもたまに発生するけど、それを超越して僕はこのデータのやり取りの便利さに魅力を感じてMacBookを愛用しています。
また、以前まではMacBookをTwelve SouthのPCスタンドに直立不動でデスク上に置いていたんですが、「クラムシェルのPCをデスクの上に置いておく必要はあるのか?」と日々、自分の胸に手を当てて自問自答し続けた結果、リトルホンダ、じゃなくてリトルツヨシが「オリジナルPCスタンド作っちゃいなよ!」と言ってきたので、製作・販売するに至りました。
それがこのオリジナルブランドtechyouのDESK UNDER PC Stand。
デスクサイドに置くことで、デスク上はすっきり、椅子に座った時の太もも上が圧迫されることもありません。
MacBookが触れる部分には緩衝材ゴムを配置し、MacBookが収納しやすく、そしてクラムシェル状態で使っても排熱を妨げないようデザインに設計。詳細については、別動画で解説しているので気になる方はそちらをご覧ください。
キーボード:HHKB Professional HYBRID Type-S
次にデスクワーカーの性癖と個性が出る操作系デバイス。
キーボードはこれまで色々なものを使ってきたけど、HHKB US配列が一番僕の性癖に…好みにマッチしてました。
HHKBの魅力については、ネット上で書きシゴかれまくっているので詳しくは割愛しますが、個人的に気に入っている点は、デザインと打鍵感。
まずHHKBでタイピングをしているときは、指が常に気持ちいいのです。もはやこれはタイピングではなく、マスターベー〇〇〇。
そして、東大名誉教授の和田氏が考案した理想のキー配列をもとに開発されたHHKBは、独特なキー配列が発売から25年経ちますが今も変わっていない。
「俺はこの味が最高なんだ!」と言わんばかりの頑固親父が営むラーメン屋のような姿勢、この歴史を感じる点も最高なんです。
またHHKBのキーマップ変更できる点、最初はめんどいけど慣れると快適に感じるFnキー同時押し操作の中毒性もやばいです。
僕の場合、ホームポジションに「JKLI」に上下左右の矢印キーを割り当てることでホームポジションを崩すことなく、カーソル移動できるようにしています。
右手をカーソルまで移動させる必要性がなくなるので、文章執筆がマジ快適です。神です。
また、僕は右SHIFTにF10キーを割り当てています。
これによりWordPress・notionのブロック呼び出しで使うことが多いスラッシュ(/)も、小指でトントンと即座に呼び出せる点もやばいです。いや神です。
HHKBのUS配列は特にクセが強い配列と言われていますが、慣れると他のキーボードが使いにくく感じる変態キーボードです。
トラックボール:Logicool MXErgo
トラックボールはMXErgo。それにメルカリの某出品者さんが販売してる3Dプリンタ製のMXErgo角度調整スタンドも合わせて愛用。
これにより純正よりも手首を立てた状態で使えるので長時間作業も快適に。
またトラックボールはボール操作により手首・腕を動かす必要がなくなるので、おじさんの手首を労われるのはもちろんですが、
専用アプリLogiOptions+を使うことで、マウスジェスチャーならぬボールジェスチャーを簡単かつ無料で設定できるのが最高です。
MXErgo含むLogicool製品は、ハード面も良いのですがソフト面の優秀さも大きな魅力。
専用アプリを使えば、ボタンとボール操作の組み合わせに対してコマンド・ショートカットを設定でき、1つのボタンに対して、5つのコマンドを割り当てることができます。
例)僕のコマンド活用事例
- MacBookの仮想デスクトップの左右移動
- Mission Control
- Finderをワンタッチで開く
- Google Chromeを開く
- よく使うNotionを開く
- 電卓を開く
こんな感じに、いつも使うアプリをワンタッチで呼び出すことができたりと、地味なんだけど仕事の効率化がアップします。
また、僕はアプリ以外にもコピペや切り取りなども設定しています。
設定事例
- 上: 貼り付け
- 下:コピー
- 左:もとに戻す
- 右:切り取り
MacBook使いの間ではベタータッチツールが有名だけどそれに似たことが無料でできちゃうのがLogicool製品のすごいところ。
こんな感じに、ボールジェスチャーに自分がよく使うコマンドを割り当てするとトラックボールの使い勝手が格段にアップします。神です。
左手デバイス:TourBox Elite
Premiere Proの編集作業やLightroomの調整項目の小さすぎるツマミにマウスカーソルを合わせるのがイライラするから、山岡家に現実逃避したことない?
そこで愛用してるのがTourBox Elite。
「え?スーパーファミコンの社外のコントローラーですか?」みたいなデザインだけど、使ってみるとこのデバイスの価値がわかります。
TourBox Eliteの主な使い道を簡単に説明すると
左手デバイスの使い道
- よく使うショートカットを割り当てて使う
- マクロ設定を割り当てて使う
本来の使用用途はPremiere ProとかLightroomとかのアプリのショートカットを割り当てることで作業効率を上げるためのデバイス。
ダイヤルやボタン配置は本当に絶妙で使うとわかるんだけど、マジで操作しやすいです。マジです。
またTour Box Eliteのもう一つの魅力はマクロ設定。
マクロとは、複数の操作をワンタッチで呼び出す機能。
例えば、僕の使用例で言うと…
僕の使用例
- タッチID代わりとして使う。
- 運営しているWordPressサイトにワンタッチでログインする。
- よく使うアプリをリスト表示し、簡単にアプリを開く。
そして、マクロって結構取っ付きづらいんだけど、TourBox Eliteの専用アプリは誰でも簡単にマクロ設定できるUIになっているので、Adobeソフトの左手デバイスとしてだけでなく、一般デスクワーカーの左手デバイスとしてもかなり使える代物になっている点が魅力。
正直、僕自身もまだまだ完全に使いこなしているとは言い難い。それくらい多機能なんです。
テンキー:SKYLOONG
テンキーは、商品到着まで遅いでお馴染みのアリエクで購入したSKYLOONGのテンキーに昇華印刷キーキャップを取り付けてカスタマイズしたHHKB風テンキー。
HHKBと並べるとほぼ純正みたいな仕上がりです。
動画編集時に数字を入力することが多く、以前まではHHKBの数字キーで対応していたんだけど、頻繁に数字を入力する作業はテンキーがあった方が便利だと気付かされました。
技適マークはないけどBluetooth接続・有線接続の両方いける。
僕はコイルケーブルで接続して使っています。
デスクマット:格安ノーブランド品
これらの操作系デバイスをまとめて載せているのが「Amazonの本当に買って大丈夫なの?」でお馴染み中国本土発送の激安ウールマットを愛用。
結論から言うと、激安ウールマット全く問題なく今も気に入って愛用しています。
これまで様々なデスクマット使ってきたけど、ウールマットはクッション性が高く、汚れも目立ちにくい、手汗などで伸びたりしないし、耐久性もかなりある。
そして、HHKBの打鍵感が良くなって現在でも愛用。
一番気になる激安ウールマットによくあるチクチク感。
個人的には全く気にならないし、裏面には滑り止めがついている点も最高。
ただ、チクチクの感じ方は個人差なのでご注意してください。
デスクライト:BenQ ScreenBar Halo
おばあちゃんが「手元を照らすと未来が明るくなるんだよ」と教えてくれたのでデスクライトにはBenQスクリーンバーHaloを愛用。
BenQスクリーンバーには3つのモデルが存在し、僕はこれまで無印とHaloの2モデルを使ったことあります。
無印モデルはライト部分に操作スイッチがあるスタンダードモデル。
Plusは、有線のリモコンで操作するモデル。
Haloは湾曲モニター対応、リモコンがワイヤレス、背面には間接照明付きのモデル。
正直、ワイヤレスリモコンはいらないです。そもそも、明るさ調整をすることがほぼ皆無だから。
でも、背面に間接照明があることでよりモニター周辺を明るく照らしてくれる点はモニターの見やすさUPにつながっているような気がする。
ただ僕はかれこれBenQスクリーンバー2年ほど愛用して手元を明るくしてるはずなのに、未だに明るい未来は見えてきてませんが。
WEBカメラ:AnkerPowerConf C200
オンラインMTGの際に使っているWEBカメラはAnkerPowerConf C200です。
WEBカメラを探す際、
WEBカメラ選びのポイント
- 使用頻度がそれほど高くないので1万円以下
- なるべく存在感がない、目立たないデザイン
- 画質は1080p程度
この条件で探した結果、こちらに辿り着きました。
AnkerPowerConf C200の2560×1440の2K画質で映像も綺麗、マイク付きでコスパがとても良い。
専用アプリで画角や色味も変えることができるので、WEB会議用のカメラを探している人にはとてもにはおすすめです。特に不満点は特にないです。流石アンカーと言った感じ。
マイク:SHURE SM7B
YouTubeやSNS用の音声収録に使っている機材はマイクがSM7B。オーディオインターフェースがMOTU M2。マイクアームはElgato Wave Mic Arm。
プロ用マイク、絶対お前に必要ねーじゃねーかー!と怒りのコメントを書きたいと思うのですが、ホットミルクでも飲んで心を落ち着かせてください。
有名アーティストが使ってるという憧れから購入。僕は平井大が好きなのですが、平井大も愛用していることで購入してしまいました。
ただ、一般のデスクワーカーには間違いなくオーバースペックなのは間違いなく、YouTubeやSNSで動画の音声もこだわりたい!配信したい!女の子にモテたい!
という下心満載なデスクワーカー以外の購入はあまりお勧めできませんが、プロが使っていると言うだけあって、デザインと音質は最高に良いです。
オーディオインターフェース:MOTU M2
そして、そのSM7Bを接続しているのがオーディオインターフェースMOTU M2。
専用トレーを作成し、設置しているんですが、これが神がかって便利です。
スピーカー・マイク・ヘッドホン音量を手元で操作できます。
ストレス発散で音楽を爆音で聴く時、夜中スピーカーの音量を絞り、ヘッドホンで 聴く時、FANZAを見る時。
などなど、手元で音量をいじれるのは想像以上に便利です。特にFANZA見る時。
マイクアーム:Elgato Wave Mic Arm
マイクアームは、Elgato Wave Mic Arm。
これまで色々なマイクアーム・スタンドを試しました。
これまでのマイクアーム遍歴
- Blueコンパス
- K&Mマイクスタンド
- CLASSIC PROマイクスタンド
マイクで良い音で収録するためには、いかに口元に近づけるかが重要です。どんなに良いマイクでも口元から離れすぎると最高の音質では取れません。
なので、音質と使い勝手を考えるとマイクアームが絶対おすすめです。
特にYouTubeや配信をやりたいという人ならアーム一択です。
過去にK&Mの卓上マイクスタンドを使ってたんだけど、編集作業中に「この音声収録し直したい!」と思っても、キーボードの奥に置いてたので、口元から遠いし、体乗り出して収録するのだるいし、色々ストレス。
かといって収録のたびにいちいちキーボードずらして、マイク位置を変えるのはめんどい。
なので、YouTubeや配信をやりたいならマイクアームが使い勝手と音質の点でやっぱり最高です。
その中でもElgato Wave Mic Armは画面も遮らないので、収録・編集というマルチ作業をする人には最高のアームです。
デスク:オリジナル天板
そして、これらのデスクアイテムを取りまとめているのがこちらの天板。
構造用合板の表面と裏面にメラミン化粧合板を貼ったオリジナル天板です。
建築デザイン会社で働く腐れ縁の友人浅野くんに作ってもらったものです。
断面はビックリマンチョコ仕様。
構造用合板は、床材などにも使われることから強度に優れているため、天板上に座ってSNS映え写真を撮ることも可能です。
さらにメラミン化粧合板は傷や汚れに強く、木天板のように定期的なメンテナンスがいらないのがメリットです。
ただ、メラミンは傷には強いのですが、一度傷ついてしまうと木天板とは違い修復がほぼ不可能。
また色も黒寄りのグレーのため指紋が目立つ点もネックです。
たまに身に覚えのない手痕ついてて恐怖で眠れない夜もあるけど、そこはご愛嬌。
昇降フレーム:FlexiSpotE7
デスク脚はFlexiSpotE7を愛用しています。
こちら定番の電動昇降デスクなので詳細は割愛しますが、すごく良いです。
立ち姿勢はもちろん、配線整理の時が神です。
ただ、僕が使ってるE7よりもE7Proの方がおすすめです。
理由は足元がE7Proの方が広いからです。
デスクチェア:COFO Chair Premium
デスクワーカーは多い時で1日8時間以上、椅子で過ごします。つまり、人生の1/3は椅子の上です。
そんな毎日の1/3を共にしているデスクチェアがCOFO Chair Premium。
これまでエルゴヒューマン、そのほかにも新参者メーカーのデスクチェアも複数試してきましたが個人的にCOFO Chair Premiumが一番僕の性癖、好みにあっていました。
また、価格もエルゴヒューマンの約1/2で、性能・コスパ共に良い椅子だと思っています。
6. 好きなモノに囲まれるデスク・空間は最高です
自分な好きなもの・ガジェットでデスク環境を整えてみて思ったのは「好きなものに囲まれていると仕事のテンションが上がる」ということです。色々と他にメリットがあるけど、やっぱ気分が高まるのが最高!仕事するのが楽しくなります。
なので、あなたも是非自分の好きなもの・ガジェットでデスク環境を整えてみてはいかがでしょうか?
以上が、私のデスクルームツアーでした。