FlexiSpotの電動昇降デスクが欲しいけど、モデルごとの違いがわからない。
おすすめの天板はどれなの?と電動昇降デスクを購入検討してるけど、どれを買えば良いのかわからない人も多いですよね。
どうも!こんにちはツヨシ(@24shi-web)です!
僕はFlexiSpotの電動昇降デスクを3年以上使い、これまで様々なモデルを使ってきました。
なので、FlexiSpotを選ぶ上でここだけは押さえておいた方が良い!注意点をまとめてみましたので、これから購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
【結論】FlexiSpotのおすすめモデル5選
FlexiSpotの昇降デスクはフレームのみ買えるモデルと天板付属モデルの2種類があるけど、長期目線で考えるとフレームのみのモデルを購入するのがおすすめです。理由は以下の2点です。
- 好きなサイズの天板がつけれる。カスタマイズの自由度が高い
- 脚幅が可変できるので、引越しして部屋の広さが変わっても対応することができるからです。
- 今から買うなら「E7H、E7Pro」
- この2つのモデルはコの字型フレームを採用し、足元空間が広い。さらに耐荷重が100kgと160kgと非常に丈夫。
- また最低高さも60cm前後まで下げることができるので、身長が低い人から高い人まで快適に使えます。
- コスパ重視なら「EF1」
- 約3万円以下というコスパの良さ。耐荷重70kg・最大160cmの天板をつけることができてデスクとしては十分なスペック。
- ただ、最低高さが71cmまでと少々高いので、身長が低い人はデスクチェア側で高さを合わせる必要があり、またそうなると床に足が付かなくなる!可能性もありますが、フットレストを置けば問題ないので、コスパを重視するならEF1がおすすめです。
FlexiSpotとは?
電動昇降デスクやデスクチェアなどオフィス・家庭用家具を製造販売しているメーカー。
日本ではFlexispot Japan株式会社が販売をしており、Loctek Ergonomic Technologyという中国企業が運営しているブランドです。
僕はFlexispotの電動昇降デスクを3年以上使っていますが、品質はとても良いと思っています。
FlexiSpot 比較表
具体的にFlexiSpotの電動昇降デスクのモデルを比較していきます。昇降デスクのスペックを一覧にまとめるとこの通りです。
昇降高さ | 脚幅 | 天板幅 | 昇降スピード | |||||||||||||||
モデル名 | 販売ページ | 価格 | 天板 | フレーム | モーター数 | 脚段階 | 操作系統 | 本体重量 | 耐荷重 | Mini | MAX | Mini | MAX | MAX | メモリ | USBポート | 脚形状 | (mm/s) |
E7Q | 公式ページ | ¥148,500 | 別売 | ロの字 | フォース | 3段ピラミッド | タッチパネル | 53.3 kg | 200 kg | 60.5 ㎝ | 125.5 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 240 ㎝ | ○ | × | 角型 | 40 |
E7 Pro | 公式ページ | ¥61,600 | 別売 | コの字 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 33.6 kg | 100 kg | 60.0 ㎝ | 125.0 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | ○ | 角型 | 38 |
E7H | 公式ページ | ¥63,800 | 別売 | コの字 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 34.9 kg | 160 kg | 63.5 ㎝ | 128.5 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | ○ | 角型 | 40 |
E7 | 公式ページ | ¥57,200 | 別売 | H型 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 31.2 kg | 125 kg | 58.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | × | 角型 | 38 |
E9 | 公式ページ | ¥39,600 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 30.5 kg | 50 kg | 73.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 116 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | × | 角型 | 25 | |
E7L | 公式ページ | ¥77,000 | 別売 | H型 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 32.8 kg | 125 kg | 58.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 135 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | ○ | 角型 | 38 |
E8 | 公式ページ | ¥66,000 | 別売 | H型 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 32.7 kg | 125 kg | 60.0 ㎝ | 125.0 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | ○ | 丸型 | 記載なし |
EF1 | 公式ページ | ¥28,336 | 別売 | H型 | シングル | 2段逆ピラミッド | 物理ボタン | 19.6 kg | 70 kg | 71.0 ㎝ | 121.0 ㎝ | 85 ㎝ | 129 ㎝ | 160 ㎝ | ○ | × | 角型 | 記載なし |
EW8 | 公式ページ | ¥46,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段逆ピラミッド | タッチパネル | 30.6 kg | 50 kg | 73.5 ㎝ | 118.0 ㎝ | 101 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | × | 角型 | 20 | |
EG1 | 公式ページ | ¥27,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 20.0 kg | 50 kg | 72.5 ㎝ | 117.5 ㎝ | 97 ㎝ | 120 ㎝ | × | × | 角型 | 15 | |
H1 | 公式ページ | ¥19,800 | 別売 | H型 | 無 | 2段逆ピラミッド | 手動 | 17.6 kg | 70 kg | 71.0 ㎝ | 121.0 ㎝ | 85 ㎝ | 129 ㎝ | 160 ㎝ | × | × | 角型 | 0 |
F2 | 公式ページ | ¥82,900 | 付属 | ロの字 | シングル | 2段逆ピラミッド | 物理ボタン | 40.0 kg | 90 kg | 73.0 ㎝ | 120.0 ㎝ | 126 ㎝ | 160 ㎝ | ○ | × | 角型 | 10 | |
T3 | 公式ページ | ¥37,300 | 付属 | H型 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 21.2 kg | 40 kg | 47.5 ㎝ | 74.0 ㎝ | 94 ㎝ | 120 ㎝ | × | × | 角型 | 20 | |
E9 Pro | 公式ページ | ¥69,800 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 35.4 kg | 50 kg | 74.0 ㎝ | 124.0 ㎝ | 85 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | Qi搭載 | 角型 | 25 | |
EG1-L | 公式ページ | ¥37,400 | 付属 | H型 | シングル | 2段逆ピラミッド | 物理ボタン | 33.3 kg | 55 kg | 73.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 104 ㎝ | 200 ㎝ | × | × | 角型 | 25 | |
EZ1B BAR | 公式ページ | ¥34,800 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | タッチパネル | 26.4 kg | 60 kg | 77.5 ㎝ | 127.5 ㎝ | 129 ㎝ | 145 ㎝ | × | ○ | 角型 | 25 | |
SD1 | 公式ページ | ¥24,200 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 22.7 kg | 40 kg | 55.0 ㎝ | 89.0 ㎝ | 64 ㎝ | 84 ㎝ | 100 ㎝ | × | × | 丸型 | 15 |
UD4W | 公式ページ | ¥55,000 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 46.1 kg | 40 kg | 75.0 ㎝ | 125.0 ㎝ | 110 ㎝ | 121 ㎝ | ○ | × | 丸型 | 25 | |
ED1B | 公式ページ | ¥46,750 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 35.0 kg | 50 kg | 73.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 78 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | ○ | 角型 | 記載なし | |
EG-1 Gaming | 公式ページ | ¥27,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段逆ピラミッド | 物理ボタン | 20.0 kg | 50 kg | 72.5 ㎝ | 117.5 ㎝ | 99 ㎝ | 120 ㎝ | × | × | 角型 | 13 | |
GT2 | 公式ページ | ¥54,800 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 30.0 kg | 50 kg | 72.0 ㎝ | 121.0 ㎝ | 100 ㎝ | 130 ㎝ | ○ | × | 角型 | 25 | |
GT2D | 公式ページ | ¥49,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 29.6 kg | 50 kg | 75.0 ㎝ | 125.0 ㎝ | 100 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | × | 角型 | 25 | |
GT1L | 公式ページ | ¥59,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 35.4 kg | 50 kg | 73.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 109 ㎝ | 140 ㎝ | × | × | 角型 | 25 |
この表はに下記のリンクからも見ることができますので、FlexiSpotのデスクを比較検討したい方はご活用ください。
FlexiSpotの3つのモデル
まず、FlexiSpotの電動昇降デスクを大きく分けると以下の3つです。
3つの電動昇降デスク
- フレームのみ買えるモデル
- 天板付属モデル
- ゲーミングモデル
フレーム単体モデル
その名の通りでフレーム単体で購入することができるモデル。このモデルの特徴は、
- デスクの脚幅を伸縮できる
- 好きな天板を載せることが可能
- 大型の天板が乗せられる
- 耐荷重・昇降できる高さなどスペックが高いモデルが多い
フレームのみモデルは、基本スペック・カスタマイズ性が高く、デスク脚幅を変更できカスタマイズ性が高く、部屋に合わせてデスクの大きさを変えれるので、引っ越しなど発生しても天板さえ変えれば良いだけなので、確かに価格は高いんですが、長く使える点が個人的には一番おすすめです。
天板付属モデル
天板付属モデルは、天板とフレームがセットになったデスクです。
- 天板を別途買う必要なし
- 引き出しやデスクシェルフもついてるモデルがある
- 子供用デスク、カウンターデスクなど様々な用途に特化したデスクがある
- フレームのみモデルよりも総額が安くなる傾向にある
一番のネックは、デスク脚幅は付属の天板サイズに合わされていて、脚幅を小さくしたり、広げたりできないので、引っ越しが多い人や今後もっと大きな天板をつけたいと思っている人にはあまりお勧めではないです。
ゲーミングモデル(天板付属モデル)
ゲーミングモデルの特徴は以下の通り。
- カーボン調天板が付属
- ヘッドホン・コントローラースタンド、ドリンクホルダー付き
- 天板側面に間接照明付き
ゲーミングモデルは、見た目がゲーミング仕様になっているデスクで天板がカーボン調、その他アクセサリなどが付属しているだけのモデル。
ゲーミングモデルに付属しているアクセサリは、Amazonで同じような商品が売られているので、個人的には選ぶ理由はないかなと思っています。またデメリットについても天板付属モデルと同じです。
FlexiSpotの選び方
FlexiSpotの選ぶ上でチェックすべきポイントは以下の通りです。
電動昇降デスクを選ぶ5つのポイント
- フレーム形状
- モーター数
- デスク脚の段階構造
- 最低高さ
- 脚幅・最大天板幅
- メモリ・プリセット機能
- 耐荷重
フレーム形状
個人的に一番重要視しているポイントがフレーム形状。おすすめの形状はコの字型フレームです。
理由は中央の梁に膝がぶつかりにくく、快適性が上がるからです。
FlexiSpotのデスク脚のフレームは、H型・コの字型・ロの字型の3つがあります。
フレーム形状の種類
- H型:支柱・梁が中央に入るタイプ。身長によっては、膝がぶつかる可能性があり
- コの字型:支柱・梁が奥に入るタイプ。足元・膝元が広いのが特徴
- ロの字型:支柱が4本、梁も2本入るモデル。安定感が高い
具体的に、フレーム単体モデルの中だとE7Pro、E7Hです。
僕は色々のモデルを使いましたが、コの字型フレームが快適性が高かったので一番おすすめです。
最低高さ
次に重要視しているのは、最低高さです。
理由は、最低高さが低くならないと、人によっては床に足をつけることができなず、これまた快適性が下がるからです。最適なデスク高さの目安は以下の通りです。
快適なデスクの高さ
身長 | 最適なデスク高さ |
---|---|
155cm | 65cm |
160cm | 67cm |
165cm | 69cm |
170cm | 71cm |
175cm | 73cm |
180cm | 75cm |
上記の通り、身長によって最適なデスク高さは変わります。
また、電動昇降デスクにキャスター(+5cm程度)をつける人も多いのでその分も含めてデスク高さを考える必要があります。
なので、最低高さは60cm前後のモデルを選んでおけば、あらゆる身長の方が最適な高さで使用することが可能です。
具体的には以下の3つのモデルが最低高さが低くおすすめです。
最も最低高さが低いモデル
- E7・E7L:58cm
- E7Pro・E8:60cm
- E7H:63.5cm
ただ最低高さについては、フットレストを置くことで床の高さを調整することができますが、フットレストを使わない人は注意です!
脚幅・最大天板幅
次に脚幅と最大天板幅です。
理由は、脚幅が広い、可変できることにより大きな天板を取り付けることができるからです。
お話ししている通り、天板付属モデル(ゲーミングモデル)は脚幅を変えることができません。
それに対して、フレームのみのモデルは85cm前後から190cmまで脚幅を広げることができ、天板幅も最大240cmまで取り付けることができます。
脚幅Mini | 端幅MAX | 天板幅MAX | |
---|---|---|---|
E7Q | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 240 ㎝ |
E7 Pro | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ |
E7H | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ |
E7 | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ |
E7L | 135 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ |
E8 | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ |
EF1 | 85 ㎝ | 129 ㎝ | 160 ㎝ |
H1 | 85 ㎝ | 129 ㎝ | 160 ㎝ |
180〜200cmという大型天板を選ぶ人、少数かと思いますが、140〜160cmという大きめの天板を選ぶ人は結構多いと思うので、そういう人は脚幅が可変できるフレームのみのモデルを選ぶのがおすすめです。
なので、後々大きな天板を取り付けたい、DIYで天板を作りたいと思っている人は、脚幅が可変できる、より脚幅が広がるモデルを購入するのがおすすめです。
メモリ・プリセット機能
4つ目はメモリ・プリセット機能です。
メモリ・プリセット機能とは、いつも使う高さを記憶し、すぐに呼び出す機能です。
メモリ機能がなければ、スタンディングで仕事する際、昇降ボタンを押しっぱなしにし、ちょうど良い高さを毎回設定する必要があります。これが結構めんどい。
しかし、メモリ機能があれば、ボタンを押せばいつも使ってる高さに自動で昇降してくれてとても便利です。
具体的にはフレームのみモデルは、H1以外にメモリ・プリセット機能がついています。
メモリ機能 | |
---|---|
E7Q | ⚪︎ |
E7 Pro | ⚪︎ |
E7H | ⚪︎ |
E7 | ⚪︎ |
E7L | ⚪︎ |
E8 | ⚪︎ |
EF1 | ⚪︎ |
H1 | × |
メモリ機能は、スタンディングデスクを快適に使っていく上で重要な機能だと感じているのでこの機能は絶対あった方が良いと思っています。
耐荷重
5つ目は耐荷重です。
デスク上にのせるガジェットや機器が多い場合、耐荷重が必要になるからです。
ただ、個人的には耐荷重は50-70kgくらいあれば問題ないと思っています。
僕のガジェット類の重量をまとめると以下の通りです。
品目 | アイテム名 | 重量 |
---|---|---|
天板 | オリジナル天板 | 約10kg |
モニター | DELL U4021QW 40インチ | 約10kg |
モニターアーム | COFO 無重力モニターアーム | 約4kg |
ノートPC | M1MAX MacBook Pro 14インチ | 約1.5kg |
PCスタンド | techyou ノートPCスタンド | 約1kg |
操作系デバイス | HHKB Logicool MX Ergo EPOMAKER テンキー Tour Box Elite | 約2kg |
スピーカー | KEF スピーカースタンド | 約10kg |
マイク | SHURE SM7B マイクアーム MOTU M2 | 約3kg |
デスクシェルフ | Grovemade | 約3kg |
その他 | ケーブルトレー 電源タップなどケーブル一式 | 約3kg |
合計 | 約47.5kg |
僕は一般的なデスクワーカーよりは機材が多いと思いますが、それでも約50kg前後(天板含む)
恐らく耐荷重100kg以上というスペックは、ほとんどの方で必要ないかと思いますが、使用するデバイスの数や使い方によって変わってくるので耐荷重はチェックした方が良いです。
メモリ機能 | |
---|---|
E7Q | 200kg |
E7 Pro | 100kg |
E7H | 160kg |
E7 | 125kg |
E7L | 125kg |
E8 | 125kg |
EF1 | 70kg |
H1 | 70kg |
具体的に耐荷重が最強なのは、E7Qで200kg。しかし、価格も高く一般層にはオーバースペック感が強いです。
次にE7Hで160kg。その次がE7、E8で125kg。E7Proは100kg。コスパが良いEF1は耐荷重70kgですが正直70kgあれば十分です。
モーター数
また、FlexiSpotの電動昇降デスクには、「シングルモーター式」と「ダブルモーター式」、「フォースモーター」の3種類が存在します。
速度 | 対応モデル | |
---|---|---|
シングルモーター | 12.5〜25mm/s | EF1 ※他、天板付属モデル |
ダブルモーター | 〜38mm/s | E7H/E7Proなど |
フォースモーター | 40mm/s | E7Q |
モーターが増えることで、デスクを上げたり下げたりする速度が変わります。
そして、シングルの場合はモーターが筒状で設置されていて、シャフトでもう片方の脚を昇降させる構造。
デスク下からモーターの筒が基本丸見えです。
それに対して、ダブルは脚のフレーム内にモーターが組み込まれて見えず、さらにシャフトも存在しません。デスク下の見た目がスッキリしている特徴があります。
シングルモーターのEF1は、昇降スピードは遅いですが、メモリ機能が搭載しているのでワンタッチで好みの高さできるので、ボタンを押しっぱなしにすることがないです。
なので、個人的にはシングルモーターという点があまりデメリットには感じていませんが、シングルモーター・ダブルモーターには違いがある点は注意です。
デスク脚の段階構造
FlexiSpotのデスク脚の段階には、3段階、2段階、そして2段階逆ピラミッド構造があります。
安定感 | 対応モデル | |
---|---|---|
2段階ピラミッド | ⚪︎ | 天板付属モデル |
2段階逆ピラミッド | △ | EF1 ※他、天板付属モデル |
3段階ピラミッド | ◎ | E7H/E7Proなど |
そして、この脚段階の違いはスタンディング時の安定感に影響を与えます。
当然ですが、下側の荷重が大きいピラミッド構造の方が安定感が高く、上部の荷重が大きくなる逆ピラミッド構造は安定感が劣ります。
座っている時の安定感は変わりませんが、スタンディング時の安定感では違いが出ます。
そのため、コスパが良いEF1の最大のデメリットはスタンディング時の安定感のなさだと感じています。
ただ、デスクを故意的に押さないと僕は正直気にならないですが、人によっては気になる人もいると思うのでこの点は注意です。
FlexiSpotのおすすめモデル5選
以上の僕が推奨するFlexiSpotの選び方の条件を満たしているおすすめモデルをまとめると以下の通りです。
昇降高さ | 脚幅 | 天板幅 | 昇降スピード | |||||||||||||||
モデル名 | 販売ページ | 価格 | 天板 | フレーム | モーター数 | 脚段階 | 操作系統 | 本体重量 | 耐荷重 | Mini | MAX | Mini | MAX | MAX | メモリ | USBポート | 脚形状 | (mm/s) |
E7Q | 公式ページ | ¥148,500 | 別売 | ロの字 | フォース | 3段ピラミッド | タッチパネル | 53.3 kg | 200 kg | 60.5 ㎝ | 125.5 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 240 ㎝ | ○ | × | 角型 | 40 |
E7 Pro | 公式ページ | ¥61,600 | 別売 | コの字 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 33.6 kg | 100 kg | 60.0 ㎝ | 125.0 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | ○ | 角型 | 38 |
E7H | 公式ページ | ¥63,800 | 別売 | コの字 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 34.9 kg | 160 kg | 63.5 ㎝ | 128.5 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | ○ | 角型 | 40 |
E7 | 公式ページ | ¥57,200 | 別売 | H型 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 31.2 kg | 125 kg | 58.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | × | 角型 | 38 |
E9 | 公式ページ | ¥39,600 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 30.5 kg | 50 kg | 73.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 116 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | × | 角型 | 25 | |
E7L | 公式ページ | ¥77,000 | 別売 | H型 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 32.8 kg | 125 kg | 58.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 135 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | ○ | 角型 | 38 |
E8 | 公式ページ | ¥66,000 | 別売 | H型 | タブル | 3段ピラミッド | タッチパネル | 32.7 kg | 125 kg | 60.0 ㎝ | 125.0 ㎝ | 110 ㎝ | 190 ㎝ | 200 ㎝ | ○ | ○ | 丸型 | 記載なし |
EF1 | 公式ページ | ¥28,336 | 別売 | H型 | シングル | 2段逆ピラミッド | 物理ボタン | 19.6 kg | 70 kg | 71.0 ㎝ | 121.0 ㎝ | 85 ㎝ | 129 ㎝ | 160 ㎝ | ○ | × | 角型 | 記載なし |
EW8 | 公式ページ | ¥46,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段逆ピラミッド | タッチパネル | 30.6 kg | 50 kg | 73.5 ㎝ | 118.0 ㎝ | 101 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | × | 角型 | 20 | |
EG1 | 公式ページ | ¥27,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 20.0 kg | 50 kg | 72.5 ㎝ | 117.5 ㎝ | 97 ㎝ | 120 ㎝ | × | × | 角型 | 15 | |
H1 | 公式ページ | ¥19,800 | 別売 | H型 | 無 | 2段逆ピラミッド | 手動 | 17.6 kg | 70 kg | 71.0 ㎝ | 121.0 ㎝ | 85 ㎝ | 129 ㎝ | 160 ㎝ | × | × | 角型 | 0 |
F2 | 公式ページ | ¥82,900 | 付属 | ロの字 | シングル | 2段逆ピラミッド | 物理ボタン | 40.0 kg | 90 kg | 73.0 ㎝ | 120.0 ㎝ | 126 ㎝ | 160 ㎝ | ○ | × | 角型 | 10 | |
T3 | 公式ページ | ¥37,300 | 付属 | H型 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 21.2 kg | 40 kg | 47.5 ㎝ | 74.0 ㎝ | 94 ㎝ | 120 ㎝ | × | × | 角型 | 20 | |
E9 Pro | 公式ページ | ¥69,800 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 35.4 kg | 50 kg | 74.0 ㎝ | 124.0 ㎝ | 85 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | Qi搭載 | 角型 | 25 | |
EG1-L | 公式ページ | ¥37,400 | 付属 | H型 | シングル | 2段逆ピラミッド | 物理ボタン | 33.3 kg | 55 kg | 73.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 104 ㎝ | 200 ㎝ | × | × | 角型 | 25 | |
EZ1B BAR | 公式ページ | ¥34,800 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | タッチパネル | 26.4 kg | 60 kg | 77.5 ㎝ | 127.5 ㎝ | 129 ㎝ | 145 ㎝ | × | ○ | 角型 | 25 | |
SD1 | 公式ページ | ¥24,200 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 22.7 kg | 40 kg | 55.0 ㎝ | 89.0 ㎝ | 64 ㎝ | 84 ㎝ | 100 ㎝ | × | × | 丸型 | 15 |
UD4W | 公式ページ | ¥55,000 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 46.1 kg | 40 kg | 75.0 ㎝ | 125.0 ㎝ | 110 ㎝ | 121 ㎝ | ○ | × | 丸型 | 25 | |
ED1B | 公式ページ | ¥46,750 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 35.0 kg | 50 kg | 73.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 78 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | ○ | 角型 | 記載なし | |
EG-1 Gaming | 公式ページ | ¥27,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段逆ピラミッド | 物理ボタン | 20.0 kg | 50 kg | 72.5 ㎝ | 117.5 ㎝ | 99 ㎝ | 120 ㎝ | × | × | 角型 | 13 | |
GT2 | 公式ページ | ¥54,800 | 付属 | コの字 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 30.0 kg | 50 kg | 72.0 ㎝ | 121.0 ㎝ | 100 ㎝ | 130 ㎝ | ○ | × | 角型 | 25 | |
GT2D | 公式ページ | ¥49,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 29.6 kg | 50 kg | 75.0 ㎝ | 125.0 ㎝ | 100 ㎝ | 120 ㎝ | ○ | × | 角型 | 25 | |
GT1L | 公式ページ | ¥59,800 | 付属 | H型 | シングル | 2段ピラミッド | 物理ボタン | 35.4 kg | 50 kg | 73.0 ㎝ | 123.0 ㎝ | 109 ㎝ | 140 ㎝ | × | × | 角型 | 25 |
①E7H、E7 Pro
僕が一番おすすめしたいのはE7H、またはE7Proです。
フレームのみモデルの中で、コの字型フレームを採用しているのはこの2つだけです。
- コの字型のため、足元が広い
- 耐荷重もE7Proが100kg、E7Hが160kgと十分すぎるスペック
- ダブルモーターで昇降速度も速い
また、E7HとE7Proを比較するとE7Proの方が中央の支柱から生えているので、より手前の空間が広いのはE7Proです。この2つで迷われた際は、足元空間の広さか耐荷重か?で選んであげればOKです。
E7とE7H、E7 Proの違いは?
E7とE7H、E7 Proの違いは以下の通りです。
E7 | E7Pro | E7H | |
---|---|---|---|
価格 | ¥57,200 | ¥61,600 | ¥63,800 |
フレーム形状 | H型 | コの字型 | コの字型 |
耐荷重 | 125 kg | 100 kg | 160 kg |
昇降高さMini | 58 ㎝ | 60 ㎝ | 63.5 ㎝ |
昇降高さMAX | 123 ㎝ | 125 ㎝ | 129 ㎝ |
USBポート | × | ⚪︎ | ⚪︎ |
このE7の最大の魅力は、最低高さ(昇降高さMini)が最も低い58cmという点です。
その反面、フレーム形状がH型、コントローラー部分にUSBポートが付いてないのがE7です。
なので、最低高さを優先するのであればE7がおすすめです。
E7とE8の違いは?
次にE7とE8の違いは以下の通りです。
E7 | E8 | |
---|---|---|
価格 | ¥57,200 | ¥66,000 |
フレーム形状 | H型 | H型 |
脚形状 | 角形 | 丸型 |
耐荷重 | 125 kg | 125 kg |
昇降高さMini | 58 ㎝ | 60 ㎝ |
昇降高さMAX | 123 ㎝ | 125 ㎝ |
USBポート | × | ⚪︎ |
最大の違いは、脚形状が角形(E7)と丸型(E8)の点です。
角型と丸型では、見た目の印象が変わりE8の方が柔らかい印象を感じます。
なので、E7とE8については見た目の好みで選べばOKです。
それ以外にも最低高さ、コントローラー部分のUSBポート有無の違いもありますが、使い勝手はほぼ同じです。
②EF1
E7H・E7Proが欲しいけど、価格が高い!と悩んでる人におすすめなのがEF1です。
- E7H・E7Proの半額の約28000円で買えるコスパの良さ
- 耐荷重70kg、メモリ機能も搭載と快適に使える十分なスペック
- 脚幅も129cmまで広げることができ、140cmの大きめ天板と合わせて使ってもバランスが良い
EF1はエントリークラスの電動昇降デスクで、約28000円で買えるコスパの良さが魅力です。
安いモデルなのでデメリットもあるにはありますが、
最低高さ71cmなのでデスクチェア側でデスクの高さに合わせる必要があったり、身長によっては、そのままでは足裏がつかないということもありますが、先ほども言った通り、フットレストを使えばこの点は解消できます。
③E9・E9 Pro
天板付属のモデルで最もおすすめなのがE9・E9Proです。
ちなみにこの2つのモデルの違いは、E9Proが竹天板を採用。ワイヤレスQi充電が埋め込みで搭載しているという2点です。
- 足元が広いコの字がフレームを採用
- E9は120cmの天板込みで約4万円で買えるコスパの良さ。
- 脚を取り付けるだけの簡単組立設計
- デスクとしての使い勝手はEF1とほぼ同じ。
E9・E9ProはEF1に天板が付属したようなモデルで、基本デスク天板を変えないで使う人向けのデスクです。
先ほども言った通り、天板付属モデルは、脚幅が固定なので、引っ越しや設置する場所によってデスクサイズを変えたい人、さらには140以上の大きめなデスク天板を使い人にはおすすめではないです。
しかし、E9/E9Proはコの字型フレーム採用で足元が広く、EF1と同じデスクの使い勝手、それでいてE9は120cmの天板込みで約4万円で買えるコスパが魅力です。
FlexiSpotと一緒に買うべきアクセサリ3選
次にFlexiSpotと一緒に買っておきたいアクセサリは以下の通りです。
キャスター
電動昇降デスクに一番おすすめしたいのは、キャスターです。
電動昇降デスクは非常に重いデスクなのでそのままでは移動が大変です。しかし、キャスターをつけることでデスクの移動が楽になるので非常におすすめ!
FlexiSpot純正キャスター、またはネジの幅がM8のキャスターであれば取り付けも可能です。
コスパが良いのは、トラスコのエラストマー車輪です。
ケーブルトレー
電動昇降デスクの配線整理に必須になるのが、ケーブルトレー。
ケーブルトレーは以下の2つがおすすめです。
ケーブルトレー
スチールかメッシュは好みですが、個人的には正面からケーブルが見えないスチールトレーがおすすめです。
また、電動昇降デスクの配線整理方法については動画で詳しく解説していますのでこちらも合わせてご覧ください。
ノートPCスタンド
3つ目は、僕が販売しているtechyou DESK UNDER PC STANDです。
電動昇降デスクを使ってる人に必ず必要なアイテムではありませんが、デスク上にノートPCを置きたくない、デスク上をスッキリしたい!そんな人におすすめのアイテムです。
techyou DESK UNDER PC STANDに詳細については、こちらのページで解説していますのでよければどうぞ!
FlexiSpotの電動昇降デスク選びでよくある質問
最後にFlexiSpotの
FlexiSpotのおすすめの天板は?
FlexiSpotの電動昇降デスクは、FlexiSpot天板以外にも好きな天板が取付可能です。
おすすめのメーカーは以下の通りです。
- FlexiSpot
- KANADEMONO
- MARUTOKU SHOP
- IKEA
FlexiSpot公式
FlexiSpot天板の魅力は、価格が安く、電動昇降フレームに取り付けることを前提としているので、下穴が空いていることがメリットです。
ただFlexiSpot天板のサイズは、120〜140cmのラインナップがほとんどで、160cm以上の天板は数が少ないので、160cm以上の天板を使いたいなら以下のメーカーの天板がおすすめです。
KANADEMONO(かなでもの)
KANADEMONOは、オンラインで天板だけを買うことが可能です。
幅・奥行きを好みのサイズ(MAX幅180cm・奥行き80cm)にカスタマイズすることができ、天板の種類も多いのが魅力です。
MARUTOKU SHOP(マルトクショップ)
マルトクショップは、木材を好きなサイズにカットし注文できるオンラインショップ。
デスク界隈の中では、お馴染みのショップです。
木材の種類が豊富、サイズのカスタマイズ幅も広い、オプション加工(面取り・コーナー加工・塗装など)も豊富で、より自分の好みに合った天板を作りたい方にはおすすめです。
IKEA(イケア)
インテリアショップとしてお馴染みのIKEAも天板を単体で販売しています。
IKEAの魅力は、おしゃれかつ価格が安いこと。コスパを重視する人にはおすすめです。
FlexiSpotに後付けで引き出しは設置可能?
取付可能です。FlexiSpotからも後付けの引き出しがオプションパーツとして販売されています。
FlexiSpotを安く買う方法はある?
FlexiSpotは1年に数回ある大型のAmazonセールにて値下げされることが多いです。
そして、そのAmazonセールの日程に合わせて、公式HPもセールが実施されているのでセール時期が最もお得に購入できる方法になります。
まとめ
今回はFlexiSpotの選び方とおすすめのモデル5選をご紹介しました。
FlexiSpotおすすめモデル5選
- 安く抑えたいなら「③EF1」
以上、FlexiSpotの電動昇降スタンディングデスクの購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。