多くの長時間デスクワーカーに支持されているキーボードがHHKB。
今回は僕も導入し始めたHHKB Professional HYBRID Type-Sをご紹介します。
どうも!こんにちはツヨシ(@ 24shi_insta)です!
REALFORCE R3とHHKBで迷いましたが、僕はダントツHHKBが気に入りました!
さて、HHKB Professional HYBRID Type-Sレビューの結論をまとめると以下の通りです。
- 打鍵感がとても気持ちいい!
- 静電容量無接点方式で耐久性が高い!
- チャタリングが発生しない!
- デザインがシンプルで鬼カッコ良い!
- キーの質感が良い。
- Win /Macの両方で使える!
- Bluetooth・有線接続両方に対応!
- コンパクトボディで省スペース&持ち運びにぴったり!
- 価格が高い。
- 特殊なキー配列で慣れるまでに時間がかかる。
- 他のキーボードが使いにくく感じる可能性がある。
注意点はネット上での評判は高いが全ての人におすすめできるキーボードではないということ。
特に価格の高さと特殊なキー配列、Fnキーを使った入力コマンドは非常に癖が強く慣れるまでに時間がかかります。
また、HHKBに慣れると他のキーボードが使いにくく感じる可能性もあります。
しかし、HHKBの最大の魅力は打鍵感と無駄なキーを極力まで省いたミニマルなデザインです。これにより普段のタイピングを一段と気持ちよく、そして入力は効率的、マウスとの距離が近くなりデスクワークの総合的な快適性が高まります。
特にUS配列は左右対称デザインとなっていてこれほど美しいキーボードは他にないと感じました。
なので、長時間デスクワークをする人・キーボードにこだわりたい人には至高の一台となるのは間違いなしです。
こちらの記事では実際にHHKB Professional HYBRID Type-Sを使ってみて感じた良い点・残念な点を詳しく解説していきます。
HHKB Professional HYBRID Type-Sのスペック・外観・サイズ
まず初めにHHKB Professional HYBRID Type-Sのスペックを表にまとめると以下の通りです。
商品概要 | |
---|---|
製品名 | HHKB Professional HYBRID Type-S |
価格 | 36,850円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 294 x 108 x 20~32mm ※横×奥行×高さ |
製品重量 | 約571g |
キースイッチ | 静電容量無接点方式 |
キー配列 | JIS/US |
キー荷重 | 45g |
USB端子 | USB-C |
駆動方式 | 単三電池×2本 USB接続 |
バッテリー持ち | 約3ヶ月程度 |
Bluetooth接続距離 | 10m |
接続方式 | Bluetooth USBケーブル |
接続台数 | 最大4台 |
専用アプリ | ◯ |
保証 | 1年間無償保証 |
HHKBとは?
Wikipediaより
Happy Hacking Keyboardの略。株式会社PFUより販売されているコンピュータ用キーボード。
テンキーやファンクションキー、矢印キーなど、一般的なPCキーボードに搭載されているキーを極力取り除き、必要最低限のキーのみで構成されているのが大きな特徴。
付属品
HHKB Professional HYBRID Type-Sの付属品は以下の通りです。
付属品一覧
- キーボード本体
- 取扱説明書
- 単三電池×2本
外観・デザイン
HHKB Professional HYBRID Type-Sの詳細なデザインは上記の動画をご覧ください。
HHKBの詳細画像
デザインの特徴をまとめると以下の通りです。
デザインの特徴まとめ
- コンパクトかつシンプルなデザイン
- US配列は左右対称デザインでより美しい
- 指に吸い付くようなザラつきのあるキー素材
- 同系色の印字でよりスタイリッシュ
- 奥側の側面にはUSB端子・電源ボタン・電池収納
- 底面には滑り止めゴムと2段階の高さ調整脚、DIPスイッチ
HHKBのミニマルなデザインが個人的にはとても好みでした。特にHHKBのUS配列の左右対称デザインは格別に美しい。
主な機能と特徴
僕が購入したHHKB Professional HYBRID Type-Sの主な機能と特徴は以下の通りです。
HHKBの主な特徴
- 静電容量無接点方式
- 静音性と高速性を兼ね備えたキータッチ
- 合理的なキー配列
- シリンドリカルステップスカルプチャー
- 3段階の高さ調整
- Bluetooth・有線接続対応
- 専用ソフトウェアによるキーマップ変更
静電容量無接点方式
静電容量無接点方式の魅力は以下の通り。
静電容量無接点方式の魅力
- 独特の気持ち良い打鍵感
- 耐久性が高い。長期使用が可能。
- チャタリングが発生しにくい
静電容量無接点方式の代表的なキーボードといえばHHKBとREALFORCE。
物理キーボード(メカニカル式・パンタグラフ式・メンブレン式)と比較して、キーパーツの消耗が少ないです。そのため耐久性が強く、長期間の使用が可能。
またHHKBやREALFORCEが駆動方式に乾電池を採用している理由は、キーボードの劣化よりもリチウムイオンバッテリーの寿命が迎えてしまうからです。
つまり、キーボードが壊れない限り電池を入れ替えれば長く使い続けれるというわけです。
静音性と高速性を兼ね備えたキータッチ
タイピング音が静かな静音性と高速性を備えたキータッチがHHKBの打鍵感の特徴。
REALFORCEと同じキー荷重45gを搭載していますが、実際に比べてみるとHHKBの打鍵感の方が軽く感じます。
この点が高速性の由縁かなと感じています。
合理的なキー配列
HHKBは合理的かつ独特なキー配列を採用しています。
具体的には以下の通り。
HHKBの合理的なキー配列
- Ctrlキーの位置が特殊(一般的にはCapsLock)
- US配列は矢印キーがない
- Fnキーとのコンビネーション入力
この特殊かつ合理的なキー配列は慣れることにより感動的な使い勝手の良さに変わります。
実際に僕もHHKBを初めて触った時は、矢印キーがないことに違和感を感じていましたが、今ではFnキーとのコンビネーション入力にも慣れ、矢印キーいらないじゃんと思っています。
シリンドリカルステップスカルプチャー
HHKBはシリンドリカルステップスカルプチャーキーボードです。
シリンドリカル
キートップの形状が円筒の内側のように凹んでいる形状。
これにより、隣接するキーを指先で区別・判断でき、タイプミス軽減に繋がります。
ステップ
ステップはその名の通り階段のような形状。
手前を低く、奥を高くすることにより全てのキーが届きやすくなります。
スカルプチャー
真横から見た時にキー1列毎の角度が異なり、手前の2列のキーに至っては前傾の角度がついている。これにより、全てのキーを真上からしっかりと押すことが可能。
全てが同じ角度のキーボードで良くある入力したはずが入力できていないという事象を防ぐことが可能。
またホームポジションからの手前2列のタイピングは特に快適です。
3段階の高さ調整
HHKBは3段階の高さ調整が可能で自分の好みに合わせて変更することができる。
専用ソフトウェアによるキーマップ変更
HHKBは独特なキー配列のため、デフォルトで慣れない人もいる。その場合は、専用ソフトウェアを使い、自分の使いやすいキーマップに変更して使うこともできる。
僕はデフォルトのFnキーの位置・矢印キーの位置が使いにくいと感じていたので以下のようにカスタマイズして使っています。
僕のカスタマイズ
- Fnキー
- 左小指ですぐに押せる場所に設定
- 矢印キー
- 右手のホームポジションに手を置いたまま操作が可能な場所に設定
- CapsLockキー
- 右手小指で届く位置に設定。Macの英語/日本語入力の切り替えに使用。
サイズ感
HHKBのサイズは横幅294mm、奥行き108mm、高さは手前が20mm、奥側32mm(フレームまでの高さ)ほどです。
キートップ高さは約8mmほどです。
HHKB Professional HYBRID Type-Sのレビュー
実際にHHKB Professional HYBRID Type-Sを使ってみた感想です。良い点・残念な点をまとめると以下の通り。
- 打鍵感がとても気持ちいい!
- 静電容量無接点方式で耐久性が高い!
- チャタリングが発生しない!
- デザインがシンプルで鬼カッコ良い!
- キーの質感が良い。
- Win /Macの両方で使える!
- Bluetooth・有線接続両方に対応!
- コンパクトボディで省スペース&持ち運びにぴったり!
打鍵感が至高。タイピングが楽しくなります。
HHKBの購入の決め手の一つが打鍵感の気持ちよさ。
タイピングをしていて本当に気持ちいいし、日々のデスクワークが楽しくなると感じました。
HHKBの打鍵感の様子は以下の通りです。
HHKBの静電容量無接点方式のスイッチは、REALFORCEを製造販売している東プレから供給されているので、この2社のキーボードの打鍵感はとても似ています。(キー荷重45g)
ただ前述の通り、同じ東プレ製のキー荷重45gを採用しているのですがHHKBの方が打鍵感は軽快に感じます。REALFORCEは、重厚感がある感じです。
HHKBもREALFORCEも打鍵感が良いのは間違いありませんが、個人的にHHKBの方が長時間タイピングで快適な打鍵感(キー荷重45g)だなと感じています!
無駄なキーを極力省いたミニマルデザイン
「このキー、使った試しないんだけど…」
あなたもキーボードを使っていて一度は思ったことあるのでは?
HHKBを語る上で外せないのがデザイン。HHKB US配列は無駄なキーを極力まで省いたミニマルなデザインになっています。
具体的にHHKBには一般的なキーボードによくある以下のキーがないです。
HHKBにはない独立キー
- 矢印キー
- Home/End
- Page Up/Page Down
- Fキー
上記のコマンドキーは独立キーはないですが、Fnキーとのコンビネーション入力となっています。
使用頻度が少ないキーが排除されているので、キーボードがコンパクトになっていて、見た目もとてもカッコよく仕上げられたキーボードだと感じました!
またデザイン面では以下の部分が特にイケてると感じています!
HHKBのデザインで優れている点
- オールブラックにまとめられたキーボードの配色。
- 一切の印字を無くした無刻印モデル。
- 左右対称に作られたキーボードデザイン。
この左右対称に作られたキー配置は本当に考えて作られているなと痺れています。
僕はLogicool MXメカニカルMINIのデザインにも惚れ込んでいましたが、HHKBのUS配列は過去一カッコ良いデザインだと惚れ込んでしまいました!
他のキーボードと比較して価格が鬼高い。
残念な点は、やはり他のキーボードと比較して鬼高いという点でしょう。
具体的にデスクワーカーに人気のキーボードと価格を比較すると以下の通りです。
販売価格 | |
---|---|
HHKB | 36,850円 |
Logicool MXメカニカルMINI | 16,609円 |
Keychron K2 | 16,940円 |
Magic Keyboard | 16,994円 |
打鍵感が良いメカニカルキーボードのLogicool MXメカニカルMINIやKeychron K2と比較しても価格は約2倍ほど。
価格が高いキーボードなので、購入までのハードルは非常に高いです。
ただ、価格は高いですが静電容量無接点方式でキースイッチの劣化がしにくく、10年以上使っている人もいるので長期で考えると決して高くはないです。
HHKB US配列は特殊なキー配列で慣れるまでに時間がかかる。
HHKBのUS配列は合理的なキー配列と言われていますが、悪くいうと癖が強い特殊なキー配列です。
そのため、他のキーボードと使い勝手が大きく違うため、慣れるまでに時間がかかるというのが最大のデメリットだと感じました。
具体的に僕がHHKBで慣れるまでに苦労したポイントは以下の通りです。
HHKBで苦労したキー配列
- 矢印キーがない配列
- Fnキーとのコンビネーション入力
HHKBは矢印キーがないので、Fnキーとのコンビネーション入力で上下左右の矢印入力をします。
これが慣れないとかなり使いづらかったです。また、Fnキーと矢印キーの位置もどこが使いやすいのか?というのを1週間くらい試行錯誤して決めました。
正直、これまで複数のキーボードを使ってきましたが、HHKBほど使いこなすのに時間がかかったキーボードはありませんでした。
これに対して、同じ静電容量無接点方式を採用しているREALFORCEは一般的なキー配列ですぐに使えるのが魅力です。
なので、HHKBのUS配列は買ってすぐに使いこなせるキーボードではないのが大きなデメリットです。初心者向きではない理由はここにあると感じました!
HHKBとREALFORCEの違いは以下で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
他のキーボードが使いにくく感じる可能性も…
そして、特殊なキー配列に慣れてしまうと一般的なキー配列のキーボードが使いにくく感じるとも思いました。
実際に僕はHHKBを1週間くらい徹底的に使い、今まで愛用していたLogicool MXメカニカルMINI for Macを使ってみたところ、Fnキーのコンビネーション入力を使わなくて良い一般的なキー配列が使いにくく感じました。
なので、HHKBに慣れてしまうと他の一般的なキーボードが使いにくく感じてしまう点も複数キーボードを自宅・会社で使い分けている人にはデメリットかなと感じました。
ただ言い換えると、HHKBは癖が強いキー配列、最初は慣れないFnキーなんですが、使い込んでいくととても快適なキーボードになると感じました!
今では、Fnキーを使った矢印キーが快適に感じています!
HHKB全3モデルの違い・比較
次にHHKBで販売されているHYBRID Type-S・HYBRID・Classicモデルの違いをまとめると以下の通りです。
HYBRID Type-S | HYBRID | Classic | |
---|---|---|---|
打鍵音 (静音性) | 静音 | × | × |
接続方法 | 有線(USB-C) Bluetooth | 有線(USB-C) Bluetooth | 有線(USB-C) |
給電方法 | USB-C 単三電池 | USB-C 単三電池 | USB-C |
キー配列 | US/JIS配列 | US/JIS配列 | US配列 |
キーマップ変更 | ◯ | ◯ | × |
Amazon | Amazon | Amazon |
HYBRIDとHYBRID Type-Sの違いは?
HYBRIDとHYBRID Type-Sの違いは、打鍵音とキーストロークの深さです。
HYBRID | HYBRID Type-S | |
---|---|---|
キーストローク | 4.0mm | 3.8mm |
押下圧 | 45g | 45g |
打鍵感の静音性 | × | ◯ |
高速タイピングと静音性を兼ね備えたのがHYBRID Type-S。打鍵音がより感じられるのがHYBRIDです。
この打鍵音の違いについてはHHKB公式の以下の動画が参考になります。
HYBRID Type-Sと打鍵感を比較すると、カチャカチャ感がHYBRIDの方が強いです。
ちなみにClassicについてもHYBRIDと打鍵感・打鍵音は一緒です。HYBRIDとClassicの違いは接続方法です。
HYBRID Type-S・HYBRID・Classicの選び方
HHKBの3種類の選び方は、打鍵感の静音性と接続方式で決めればOK!
Classic | HYBRID | HYBRID Type-S | |
---|---|---|---|
キーストローク | 4.0mm | 4.0mm | 3.8mm |
押下圧 | 45g | 45g | 45g |
打鍵感の静音性 | × | × | ◯ |
接続方式 | 有線のみ | Bluetooth 有線 | Bluetooth 有線 |
HHKBシリーズの選び方
- HYBRID Type-S:打鍵音の静音性を重視。Bluetooth接続したい人向き。
- HYBRID:しっかりした打鍵音が好き。Bluetooth接続したい人向き。
- Classic:しっかりした打鍵音が好き。有線でしか使わない、価格を抑えたい人向き。
打鍵音とBluetooth接続するのか?がHHKBを選ぶ上での基準になります。
HHKB Professional HYBRID Type-Sがおすすめな人の特徴
以上のことからHHKB Professional HYBRID Type-Sがおすすめな人の特徴をまとめると以下の通りです。
- 長時間デスクワークをしている人
- 文章やコードを書くのが主な仕事の人
- 打鍵感の良いキーボードを探してる人
- キーボードに予算が出せる人
僕は一日5000文字、多い時で1万を超える文字をタイピングしています。僕みたいに一日中PCと睨めっこしてタイピングする仕事の人には最高の一品です。
HHKB Professional HYBRID Type-Sのよくある質問
最後にHHKBのよくある質問についてまとめてみました!
HYBRIDとType-Sの違いは?
- HYBRIDとType-Sの違いは?
まとめ
今回はHHKB Professional HYBRID Type-Sをレビューしました。
HHKBを購入する上での注意点は価格が高いこと、そしてUS配列はキー配列が癖が強いため慣れるまでに時間がかかるという点です。
ただ、HHKBは非常に高いキーボードではあるんですが、打鍵感の良さ、コンパクトかつ左右対称の美しいデザイン(US配列限定)、そして独特なキー配列は慣れると非常に使いやすい配列に感じます。
僕は1週間ほどHHKBを混んだ結果、Fnキーとのコンビネーション入力にも慣れ、今では矢印キーがなくても不自由することなく、逆にホームポジションに矢印キーを設定できるので快適さすら覚えています。
なので、HHKBを使い込めば使い込むほど打鍵感と独特なキー配列の虜になり、HHKBの魅力にのめり込んでしまう可能性があるキーボードです。
ぜひ、これからHHKB Professional HYBRID Type-Sの購入を検討している方は参考にしてみてください。
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