TP-Link RE900XDの中継機の通信速度はどうなの?と購入前に使い勝手が気になっていましたか?
どうも!こんにちはツヨシ(@ 24shi_insta)です!
発売前にTP-Link RE900XDを提供いただき、実際に自宅のネット環境に導入してみました!
まず、TP-Link RE900XDレビューの結論をまとめると以下の通りです。
- 最大通信速度が速い!(MAX4,804Mbps)
- 2.4Ghz・5Ghz両方ともWi-Fi6対応!
- 2.5Gポート搭載!
- LANポート3つ搭載!
- 内蔵アンテナタイプでシンプルなデザイン
- 縦置き・横置き・壁付けが可能!
- 価格が高い!
- ボディサイズがでかい!
注意点は価格が高いことと、TP-Linkの他の中継機(RE700XやRE600X)と比較するとサイズがルーターとほぼ同等なので設置場所は考えないとダメですね。
しかし、最大通信速度が4,804Mbps、2.4Ghz・5Ghz帯共にWi-Fi6に対応している爆速仕様。
また、3つのLANポートに1つは2.5ギガポートとハブとしても優秀で、通信速度によりこだわりを持っている人には最高中継機です。
在宅ワーク・ゲームユーザーなど通信環境にこだわる人向きのハイスペックルーターです。
こちらの記事ではそんなTP-Link RE900XDを実際に使ってみた感想、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。
TP-Link RE900XDのスペック・外観・サイズ
TP-Link RE900XDの商品概要をまとめると以下の通りです。
商品概要 | |
---|---|
製品名 | TP-Link RE900XD |
価格 | 15,900円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 189 × 59 × 210 mm ※W×D×H(縦置き時) |
製品重量 | 約576g ※実測による数値 |
素材 | プラスチック |
対応Wi-Fi規格 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 |
最大通信速度 | 5GHz:4,804Mbps 2.4Ghz:1,148Mbps |
アンテナ数 | 4本 (内蔵アンテナ) |
MU-MIMO | ◯ |
ビームフォーミング | ◯ |
バンド数 | デュアルバンド |
メッシュWi-Fi化 | ◯ |
動作モード | 中継機モード アクセスポイントモード |
Amazon |
付属品
TP-Link RE900XDの付属品一覧は以下の通りです。
付属品一覧
- RE900XD本体
- スタンド
- 電源アダプタ
- LANケーブル
- 取扱説明書
外観・デザイン
RE900XDの外観・デザインの詳細は上記の動画をご覧ください。
そして、デザインの特徴をまとめると以下の通りです。
デザイン特徴のまとめ
- 白一色のボディ
- 内蔵アンテナでスッキリしている
- 前面には各種インジケータ
- 裏面には接続端子類
- 設置方法は3種類(縦・横・壁付)
見た目はArcher AX80と形状は同じで、色違いです。ぱっと見ルーターですが、中継機というのが外観・デザインの特徴です。
通信速度
実際にRE900XDを使って通信速度を計測してみました!
具体的には以下の通りです。
RE900XDの計測結果
Archer AX80の計測結果
ダウンロード速度 | アップロード速度 | |
---|---|---|
RE900XD | 251Mbps 276Mbps | 281Mbps 297Mbps |
Archer AX80 | 413Mbps 442Mbps | 602Mbps 646Mbps |
計測環境の詳細
- 建物:戸建
- 光回線:NURO光
- 時間帯:2023年2月16日 12時頃(木)
- OneMeshのメッシュWi-Fi環境で計測
RE700Xと比較してみると、数値上での違いも感じ取れました。
ただ、使用感での違いは正直あまり感じ取れなかったですが、これまで2つの中継機(RE700XとRE705X)を使っていたのですが、RE900XDだけで家全体のメッシュWi-Fi環境を構築できるようになったのはメリットです!
サイズ感
RE900XDは横幅189mm、高さ210mm、厚みが上部59mm、下部が44mm程度。
スタンドの幅は69mmです。
以上がRE900XDの商品概要でした!
TP-Link RE900XDの使い方・設定方法
TP-Link RE900XDの使い方は以下の2つです。
RE900XDの使い方
- 中継機・サテライトルーターとして使う(OneMesh)
- アクセスポイントモードで使う
中継機モード
RE900XDを購入する人の使用用途の大半が中継機モードかなと思います。
TP-LinkのOneMesh(メッシュWi-Fi)を使う場合がこちらのモード。
使い方は以下の通りです。
中継機モードで使う
- Wi-Fiを拡張したい場所に設置
- コンセントに挿す(電源を入れる)
- OneMesh対応のTP-Linkルーター親機と紐付け
コンセントに挿すだけで、Wi-Fiを拡張できるのがOneMeshの最大の魅力。
この点はRE900XDも同様です。
また、OneMeshの場合、中継機も親機ルーターと同様の役割を果たすので、複数台がネットワーク接続しても、親機ルーターに負荷が集中することが避けられます。
なので、複数台接続をする人は中継機モードでメッシュWi-Fiとして使ってあげるのおすすめです!
アクセスポイントモード
RE900XDは、アクセスポイントモードとしても使うことが可能です。
具体的な使い方は以下の通りです。
APモードで使う
- Wi-Fiを拡張したい場所に設置
- RE900XDを親機ルーターと有線LANで接続
- TetherアプリでAPモードに変更する
メリットは親機ルーターから離れた場所に、親機のネットワーク性能と同等の無線LANを構築できる点です。
またLANポートが3つ付いているので、PCやテレビに有線LANで接続することが可能。
ただ、メッシュWi-Fi(OneMesh)とは異なり、ネットワーク接続処理は全て親機ルーターで行うため、複数台接続した場合、親機に負荷が多くかかり、最悪通信速度が低下する可能性があります。
通信速度を落とさずに有線接続したい人におすすめです。
TP-Link RE900XDのレビュー
TP-Link RE900XDを実際に使ってみた感想、メリット・デメリットは以下の通りです。
- 最大通信速度が速い!(MAX4,804Mbps)
- 2.4Ghz・5Ghz両方ともWi-Fi6対応!
- 2.5Gポート搭載!
- LANポート3つ搭載!
- 内蔵アンテナタイプでシンプルなデザイン
- 縦置き・横置き・壁付けが可能!
通信速度がルーター並みのハイスペック
TP-Link RE900XDは、2.4Ghz・5Ghz帯の両方がWi-Fi6に対応し、最大通信速度は4,804Mbps。
そして、Wi-Fiルーター選びで重要な指標になるのが「ストリーム数」
RE900XDはハイスペックルーターと同じ8ストリーム2.4Ghz:4ストリーム・5Ghz:4ストリーム)です。
そして、TP-Linkの他の中継機とこの点を比較してみると以下の通りです。
最大通信速度 | ストリーム数 | |
---|---|---|
RE900XD | 2.4Ghz:1,148Mbps 5Ghz:4,804Mbps | 2.4Ghz:4×4 5Ghz:4×4 |
RE700X | 2.4Ghz:574Mbps 5Ghz:2,402Mbps | 2.4Ghz:2×2 5Ghz:2×2 |
RE600X | 2.4Ghz:574Mbps 5Ghz:1,201Mbps | 2.4Ghz:2×2 5Ghz:2×2 |
Archer AX80 | 2.4Ghz:1,148Mbps 5Ghz:4,804Mbps | 2.4Ghz:4×4 5Ghz:4×4 |
上記の通り、RE900XDはルーター並みにハイスペックな中継機です。
なので、通信速度と安定通信が可能なメッシュWi-Fi(OneMesh)環境を構築したい人にはおすすめです!
LANポートが3つ搭載!2.5Gポートもあり!
RE900XDは、LANポートが3つ、そのうち1つは2.5Gポートを搭載しています。
これにより、有線ケーブルでは届かない場所に設置してあるデバイスを有線接続して、安定したネットワークを使えます。
有線LAN接続の事例
- テレビと有線接続する
- PC・ゲーム機と有線接続する
上記のデバイスを有線LANで接続してあげることにより、安定してNetflixやAmazonプライムなどの映画やゲームを楽しむことができます。
ネットの読み込みでストレスを感じている人にはおすすめです!
2.5Gポートの注意点
RE900XDには、2.5ギガポートが搭載しているのですが、一般的な光回線は上り下り1Gbpsというのが標準スペックです。
RE900XDのスペックを最大限に活かすためには、10ギガ光回線や下り2ギガのNURO光などの光回線を契約する必要があります!
また、NURO光を契約しても無料レンタルONUには2.5Gポートが搭載していないので、2.5Gの有線接続をしたいならNURO光でも500円/月額を支払い、SONY製のONUをレンタルする必要があります。
ちなみに僕はNURO光ですが、僕のレンタルルーター(HG8045Q)は1ギガポートしか搭載していないのでRE900XDの2.5ギガポートを活かすことができません。
なので、2.5Gポートのスペックを最大限活かすためには光回線・ONUのスペックを確認する必要があります!
シンプルなデザインと3つの豊富な設置方法
RE900XDは、内蔵アンテナタイプの中継機でシンプルなデザイン、そして縦置き・横置き・壁付けにできる豊富な設置方法も良いです!
具体的には以下の通りです。
OneMeshのサテライトルーターとして使う場合、コンセントの近くに設置する人が多いと思います。
例えば、廊下のコンセントにつけたい場合でも壁付けできるので、専用の小さな台(テーブル)などを置くことなく、設置できます。
また、壁付けでルーターが露出しても内蔵アンテナタイプなので、見た目的にも悪くないです。
なので、RE900XDのシンプルなデザインと3種類の設置方法が選べる点はメリットです。
設置に多少困るサイズ感・AC電源もでかい
残念に感じた点です。
僕がRE900XDのデメリットだと感じたポイントは以下の通りです。
RE900XDのデメリット
- TP-Linkの他の中継機よりもサイズがでかい
- 他のモデルと比較すると存在感が強い
- AC電源がでかい
- コードやAC電源の整理も考える必要あり
- 価格が高い
- ハイスペックが故に価格が高い。
実際にTP-Link RE700Xと設置した実例を比較すると以下の通りです。
RE700Xは、コンセントに直挿しできて不要なコードも一切でないし、コンパクト。
それに対し、RE900XDは壁付けできると言ってもサイズがでかいし、コードがあるし、AC電源もでかいです。
なので、コンセントに挿すだけで使えるのはいいもののRE900XDは、存在感が強い大きめサイズでAC電源も大きく、配線整理も必要になる点はデメリットです。
TP-Link RE900XDとRE700Xを比較
TP-Link RE900XDと比較検討されるであろう、RE700Xの違いをまとめてみました。
具体的には以下の通りです。
RE900XD | RE700X | |
---|---|---|
価格 | 15,900円 ※Amazon調べ | 10,800円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 189 × 59 × 210 mm ※W×D×H(縦置き時) | 74 × 46 × 124 mm ※W×D×H |
製品重量 | 約576g ※実測による数値 | 約287g ※実測による数値 |
対応Wi-Fi規格 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 |
最大通信速度 | 5GHz:4,804Mbps 2.4Ghz:1,148Mbps | 5GHz:2,402Mbps 2.4Ghz:574Mbps |
アンテナ数 | 4本 (内蔵アンテナ) | 2本 (内蔵アンテナ) |
MU-MIMO | ◯ | ◯ |
ビームフォーミング | ◯ | ◯ |
バンド数 | デュアルバンド | デュアルバンド |
メッシュWi-Fi化 | ◯ | ◯ |
動作モード | 中継機モード アクセスポイントモード | 中継機モード アクセスポイントモード |
Amazon | Amazon |
大きな違いを抜粋すると以下の通りです。
TP-Linkの中継機の違い
- 中継機ボディサイズ
- コンパクトの方が好きな部屋・場所に気軽に設置し、Wi-Fiを拡張できる。RE700Xの方がコンパクト!
- ストリーム数
- ストリーム数(アンテナ数)が多い方が通信速度が速く、安定した通信が可能。速度・安定性・網羅範囲はRE900XDが優れる!
- 最大通信速度
- ストリーム数の違いにより通信速度に違いが生まれる。この点もRE900XD!
通信速度にこだわるならRE900XD
RE900XDがおすすめな人は以下の通りです。
RE900XDがおすすめな人
- 在宅ワークやゲームユーザーで通信速度にこだわる人
- 接続するデバイス数が多い人
- 大きな家に住んでる人(1つの中継機で大きなエリアをカバーしたい人)
ストリーム数が多いRE900XDを選ぶと良いでしょう!
コンパクトかつ気軽に取り付けたいならRE700X・RE600X
RE700XやRE600Xがおすすめな人は以下の通りです。
RE700X・RE600Xがおすすめな人
- コンセントに直挿しの中継機が欲しい人
- 廊下や洗面所・トイレなど場所を取らない中継機が良い人
僕はArcher AX73+RE700X+RE600XでメッシュWi-Fi環境を構築してきましたが、正直どちらも一般住宅で使うのであれば十分すぎる通信速度が出る中継機でしたよ!
TP-Link RE900XDがおすすめな人の特徴
以上のことからTP-Link RE900XDがおすすめな人の特徴をまとめると以下の通りです。
- 在宅ワーク・ゲームユーザーなど通信速度にこだわる人
- テレビ・PCを有線LAN接続したい人
- 接続デバイスが多い・家がでかい人
LANポートが3つもある中継機なので、ルーターから離れた場所にあるデバイスを有線LAN接続したい人には特におすすめだと感じました!
まとめ
今回はTP-Link RE900XDをレビューしました!
注意点は、価格が高いこと。サイズがデカくて、AC電源もデカくて、配線も出るのでTP-LinkのRE700XやRE600Xのように気軽にどこでも設置できる中継機ではないです。
しかし、8ストリームで最大通信速度が4,804Mbpsとルーター並みにハイスペックな中継機になっているので、自宅で仕事をしている人・ゲームユーザーにはおすすめです。
ぜひ、TP-Link RE900XDの購入を検討している人は参考にしてみてください。
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