どうも!こんにちはツヨシ(@ 24shi_insta)です!
僕は実際にArcher AX73とRE600Xを使ってメッシュWi-Fi環境を構築しましたがとても快適にネットを使うことができています!
中継機として、メッシュWi-FiのサテライトルーターとしておすすめなのがTP-Link RE600Xです。
まず早速TP-Link RE600Xレビューの結論からお話しすると、
3台以上中継機(サテライトルーター)を設置した場合、安定性に問題が発生するので、必要な広い家に住んでいる人がメッシュWi-Fi化をするのであれば、RE600Xではなく、Decoシリーズ(Deco X60など)がおすすめです。
ネックは正直それくらいで、コンセントに挿すだけで使える気軽さ、内蔵アンテナで見た目もシンプルでとてもよく、MU-MIMO・ビームフォーミングなど接続の安定性に影響する機能も豊富についています。
なので、ArcherシリーズのWi-Fiルーターと合わせて自宅をメッシュWi-Fi化したいと考えている人には非常におすすめできる中継機・サテライトルーターです。
こちらの記事ではTP-Link RE600Xを実際に使ってみて感じた良い点・残念な点について詳しく解説していきます。
1. TP-Link RE600Xのスペック・外観・サイズ
まずはTP-Link RE600Xのスペック・外観デザイン・サイズ感についてです。スペック表は以下の通りです。
商品概要 | |
---|---|
製品名 | TP-Link RE600X |
価格 | 7,500円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 78 × 36 × 149 mm ※W×D×H |
製品重量 | 約229.7g ※実測による数値 |
素材 | プラスチック |
対応Wi-Fi規格 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 |
最大通信速度 | 5GHz:1,201Mbps 2.4Ghz:574Mbps |
アンテナ数 | 2本 (内蔵アンテナ) |
MU-MIMO | ◯ |
ビームフォーミング | ◯ |
バンド数 | デュアルバンド |
メッシュWi-Fi化 | ◯ |
動作モード | 中継機モード アクセスポイントモード |
1-1. 付属品
まずTP-Link RE600Xの付属品一覧は以下の通りです。
付属品一覧
- RE600X本体
- 取扱説明書(かんたん設定ガイド)
1-2. 外観・デザイン
TP-Link RE600Xは真白のボディに長方形型のシンプルなデザインの中継機です。
艶消しの白、凹凸のあるフォルムがとてもカッコ良いです。
正面にはTP-Linkのロゴと電源・Wi-Fiの接続確認用ランプがあります。
サイドにはLANポート、WPSボタン・リセットボタンがあります。
それ以外のサイドには特にボタンや端子などはないです。そして、サイド全体は通気性が良いスリッドが入っている形状。
裏面には折り畳みできないコンセントプラグがあります。
日本の住宅は2口のコンセントが一般的ですが、RE600Xを挿してみてももう一つのコンセント口に干渉することがない点が良いです。
1-3. サイズ感
TP-Link RE600Xのサイズは横幅78mm、奥行き36mm、縦149mmです。
1-4. 通信速度
次に気になるTP-Link RE600Xも測定してみました。僕はArcher AX73+RE600XでメッシュWi-Fiを組んでいるので、親機であるAX73との速度の違いを計測してみました。
計測環境・時間帯
- 建物:戸建
- 光回線:NURO光
- 時間帯:月曜日の16時頃
- OneMeshのメッシュWi-Fi環境で計測
※RE600Xの通信速度
※Archer AX73の通信速度
ダウンロード速度 | アップロード速度 | |
---|---|---|
RE600X | 243.7Mbps 244.2Mbps | 191.3Mbps 205.3Mbps |
Archer AX73 | 656.7Mbps 580.6Mbps | 508.4Mbps 474.3Mbps |
TP-Link AX73(親機)ほどの通信速度はもちろん出ませんが、RE600Xでも200Mbps以上の通信速度が出ていて爆速です。
コンセントに挿すだけでこれだけの通信速度が出るのは本当にすごいです。
2. TP-Link RE600Xの設定方法
TP-Link RE600Xの初期設定方法について解説します。具体的には以下の通りです。
まずTP-Linkのルーター設定アプリ「Tether」をインストールし、RE600Xをコンセントに挿します。
そして、マイデバイス画面の右上の「+マーク→中継器」を選択します。
RE600の電源LEDが点灯しているのを確認し、次に進みます。
次にローカルアカウントのパスワードを設定します。
そして、拡張する2.4GhzのWi-Fi SSIDを選択します。
次にWi-Fiパスワードを入力。そして、同じく拡張する5Ghz帯のSSIDを選択します。
メインネットワークのパスワードに間違いがなければ、適用を選択します。
すると設定適用が開始します。
最後にRE600Xを最適な場所への配置方法についての案内が表示され、設定は以上です。
スマホで完結するのでネットの知識が少ない人でも簡単に行うことができるのはメリットです。
3. TP-Link RE600Xのレビュー
次に」TP-Link RE600Xを実際に使ってみて感じた良い点・残念な点について解説します。
3-1. コンセントに挿すだけで使える
TP-Link RE600Xはコンセントに挿すだけで使える気軽さがとても良いです。具体的には以下の用途で使えます。
TP-Link RE600Xの用途
- 中継機モード:ルーターの中継機として使う
- サテライトルーター:OneMeshのサテライトルーターとして使う
コンセントに挿すだけなので、メインルーターから距離があり、かつLAN配線がない部屋でも安定したWi-Fiを使えるようにできます。
TP-Link RE600Xのコンセントに挿すだけで気軽に使える点は魅力です。
3-2. 内蔵アンテナで見た目がすっきりしたデザイン
TP-Link RE600Xは、内蔵アンテナで見た目がすっきりしたシンプルなデザインがとても良いです。
外部アンテナのRE505XやRE605Xとデザインを比較すると以下の通りです。
デザインについては完全に好みだけど、僕はRE600Xのようなシンプルなデザインが好きですね。
外部アンテナがあるとルーター感が強くなり存在感が増す感じがします。
3-3. 5Ghz/2.4Ghz共にWi-Fi6対応
TP-Link RE600Xは、5Ghz帯/2.4Ghz帯ともにWi-Fi6に対応しています。
僕が以前まで使っていたRE505Xとスペックを比較すると以下の通りです。
RE600X | RE505X | |
---|---|---|
5Ghz帯 | Wi-Fi6 1201Mbps | Wi-Fi6 1,200Mbps |
2.4Ghz帯 | Wi-Fi6 574Mbps | Wi-Fi4 300Mbps |
上記の通り、RE600Xは5Ghz帯/2.4Ghz帯ともにWi-Fi6に対応しているのでより快適なネット環境を求める人におすすめです!
特にプリンタなどの2.4Ghz帯で接続する機器が多い人はRE600Xを使った方が良いです。
3-4. 有線LANを接続してアクセスポイントとして使える
RE600Xは、コンセントに挿すだけで中継機、サテライトルーターとして使えますが、各部屋にLANケーブル配線してある住宅の場合、アクセスポイントとして使うことが可能です。
このアクセスポイントの使い道は、例えば自宅の2階でした使わないPCやゲーム機、その他デバイスがある場合、SSIDを変える必要性がないのでアクセスポイントとして使った方が良い場合もあります。
ただ、スマホでのネット環境改善・家全体のネット環境改善なら中継機モードでOneMeshで使うのがおすすめです!
3-5. OFDMA・ビームフォーミング対応
RE600XはOFDMA・ビームフォーミングに対応しているので、複数デバイスを安定した通信を行うことができます。
OFDMAとビームフォーミングの詳細は以下の通りです。
・OFDMA:複数のWi-Fi6対応クライアントと同時に通信します
TP-Link公式HPより
・ビームフォーミング:クライアントに無線信号を集中させWi-Fi範囲を拡大します
ちなみにRE505XはOFDMA・ビームフォーミングには対応していないので、複数デバイスの安定性はRE600Xの方が上です。
自宅にWi-Fi接続機器が多い人は、RE600Xにしておいた方が良いです。
3-6. 中継機3台以上は安定性に問題が出る可能性がある
ここからが残念な点です。これはRE600Xのみのデメリットではなく、OneMeshのデメリットです。
OneMesh(ルーター+中継機でのメッシュWi-Fi)は、中継機3台以上になると通信の安定性に問題が出る場合があるので、広い自宅の人の場合は、Decoシリーズを使った方が良いです。
僕の仕事場の戸建くらいの大きさ(4LDK)であれば、OneMeshで全然カバーできています。
ただ、RC住宅の場合、木造よりも広範囲に電波が飛ばない可能性もあるのでそういった場合はDecoシリーズを導入した方が良いかもしれません。
とりあえず、OneMeshは中継機3台以上になると通信の安定性に支障をきたす可能性があると覚えておけばOKです。
4. TP-Link RE600XとRE605Xの比較
次にTP-Link RE600XとRE605Xの違いについて解説します。スペックの違いは以下の通りです。
RE600X | RE605X | |
---|---|---|
価格 | 7,500円 ※Amazon調べ | 8,800円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 78 × 36 × 149 mm ※W×D×H | 74 × 46 × 124.8 mm ※W×D×H |
製品重量 | 約229.7g ※実測による数値 | 約270g ※実測による数値 |
素材 | プラスチック | プラスチック |
対応Wi-Fi規格 | 5Ghz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 |
最大通信速度 | 5Ghz:1,201Mbps 2.4Ghz:574Mbps | 5Ghz:1,201Mbps 2.4Ghz:574Mbps |
アンテナ数 | 2本 (内蔵アンテナ) | 2本 (外部アンテナ) |
MU-MIMO | ◯ | ◯ |
ビームフォーミング | ◯ | ◯ |
バンド数 | デュアルバンド | デュアルバンド |
メッシュWi-Fi化 | ◯ | ◯ |
動作モード | 中継機モード アクセスポイントモード | 中継機モード アクセスポイントモード |
商品リンク | Amazon | Amazon |
4-1. 違いは「内部アンテナか?外部アンテナか?」だけ
違いは上記の表を見ていただければ分かる通り、内部アンテナなのか?外部アンテナなのか?だけです。
それ以外のスペックは全て同じです。
4-2. 電波を飛ばしたい向きがあるならRE605Xが有利な場合も
内部・外部アンテナどちらが良いのか?ということはありませんが、外部アンテナのメリットは、電波の飛ぶ方向を自分で操作できる点にあります。
電波はアンテナと水平に飛びます。そのため、横方向に電波を飛ばしたいのであれば完全に立てて使えば良いです。
上下階に電波を飛ばしたい場合は、前方向にアンテナを立てます。
このように外部アンテナは電波の方向を自分で操作できる点がメリットです。
ただ、個人的には内蔵アンテナの方が見た目的に好きなのでRE600Xを使っています。
5. TP-Link RE600Xがおすすめな人の特徴
以上のことからRE600Xがおすすめな人の特徴をまとめると以下の通りです。
TP-Link Archerシリーズのルーターを使っていて、自宅をメッシュWi-Fi化したいならRE600Xは非常におすすめです!
僕も戸建をTP-LinkArcher AX73+RE600XでメッシュWi-Fi化していますが家中どこに行っても快適にネットを使うことができています。
まとめ
今回はTP-Link RE600Xレビューをお話ししました。
注意点は広すぎる家をメッシュWi-Fi化するならRE600Xを使ったOneMeshではなく、DecoシリーズのメッシュWi-Fiの方が良い場合があるということです。
ただ、日本の一般的な住宅の広さであれば中継機3台以上になることはそれほど多くない?のではないかなと思っています。
そして、コンセントに挿すだけで使えて、5Ghz帯/2.4Ghz帯ともにWi-Fi6に対応し、家全体を快適な通信環境にできるRE600Xは非常におすすめな中継機・サテライトルーターです。
ぜひ、自宅の通信環境を改善したい!と考えている方は参考にしてみてください。
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