TP-LinkのOneMeshで自宅をメッシュWi-Fi化しているけど、サテライトルーターの通信速度をもっと向上させたい!そんな人におすすめなのが新しく発売されたTP-Link RE700X。今回はRE700Xを詳しくご紹介します。
どうも!こんにちはツヨシ(@ 24shi_insta)です!
僕は自宅・職場の通信環境はTP-Link製品を愛用しているヘビーユーザーです。 RE700Xを提供いただいたので僕のOneMesh環境を実際に入れ替えてみました!
さて、僕の仕事場は親機ルーターにTP-Link Archer AX73、サテライトにRE600X・RE505Xを使いメッシュWi-Fi化していましたが、RE505X→RE700Xに変更した感想をお話しします。
使ってみてよかった点・残念な点をまとめると以下の通りです。
正直な話、通信速度計測上はRE600Xと数値はそれほど変わらなかったです。
その代わり安定性はRE700Xの方が増したかな?と感じており、接続台数が多い人ほどRE700Xがおすすめだなと感じました!
とは言ってもRE600Xでも十分に良い商品なので差を感じるは難しいので、より通信速度・安定性を求めるならRE700Xを選べば良いです!
こちらの記事ではTP-Link RE700Xを実際に使ってみた感想、良い点・残念な点を詳しく解説していきますので、購入を迷われている方は参考にしてみてください。
TP-Link RE700Xのスペック・外観・サイズ
まずはTP-Link RE700Xのスペック・外観デザインからです。RE700Xのスペックは以下の表にまとめました。
商品概要 | |
---|---|
製品名 | TP-Link RE700X |
価格 | 9,800円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 78 × 36 × 149 mm ※W×D×H |
製品重量 | 約254g ※実測による数値 |
素材 | プラスチック |
対応Wi-Fi規格 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 |
最大通信速度 | 5GHz:2,402Mbps 2.4Ghz:574Mbps |
アンテナ数 | 2本 (内蔵アンテナ) |
MU-MIMO | ◯ |
ビームフォーミング | ◯ |
バンド数 | デュアルバンド |
メッシュWi-Fi化 | ◯ |
動作モード | 中継機モード アクセスポイントモード |
付属品
TP-Link RE700Xの付属品は以下の通りです。
付属品一覧
- RE700X本体
- かんたん設定ガイド
外観・デザイン
TP-Link RE700Xは内蔵アンテナタイプなので、正面から見たデザインがとてもすっきり。僕は内蔵アンテナタイプが好きです。
また正面のLEDランプのお知らせ灯があります。
正面から向かって右側の側面には以下の操作系統があります。
- リセットボタン
- WPSボタン
- LANポート
LANポートの使い道は基本的に以下の2通りです。
- ルーターからのLANケーブルを接続して、アクセスポイントして使う。
- TVなどの機器と接続し、安定した通信網を提供する
TVのWi-Fiが途切れやすい!などストレスを感じている人は、RE700Xと有線接続してあげれば安定した通信環境が作れます!
反対側の側面、上部と下部には操作系統はありません。スリットのデザインは熱がこもらない配慮です。
背面にはコンセントプラグ。こちらは折り畳めないタイプです。
実際にコンセントに設置してみると以下の写真の通りです。
二口コンセントに挿しても、他のコンセント口を塞ぐことがない点が良いです。
通信速度
次に実際にRE700Xでどれくらいの通信速度が出るのか?テストしてみました!
計測環境の詳細
- 建物:戸建
- 光回線:NURO光
- 時間帯:土曜日の11時頃
- OneMeshのメッシュWi-Fi環境で計測
↓こちらがRE700Xで計測した通信速度結果です。
↓こちらがRE600Xで計測した通信速度結果です。
↓こちらがArcher AX73で計測した通信速度結果です。
通信速度結果を表にまとめると以下の通りです。
ダウンロード速度 | アップロード速度 | |
---|---|---|
RE700X | 206.9Mbps 185.5Mbps | 154.4Mbps 153.0Mbps |
RE600X | 189.4Mbps 189.1Mbps | 145.5Mbps 152.6Mbps |
Archer AX73 | 432.7Mbps 383.7Mbps | 290.8Mbps 236.1Mbps |
上記の通り、僕の環境だとRE700XとRE600Xで通信速度計測では大きな差は出ませんでした。
ただ、TP-LinkのOneMeshを使い、家全体が200Mbpsくらい出ているので通信環境はめっちゃ快適です。
サイズ感
TP-Link RE700Xのサイズは横幅78mm、奥行き36mm、高さ149mmです。
サイズ感についても旧モデルRE600Xとほぼ同等です。
TP-Link RE700Xのレビュー
TP-Link RE700Xを実際に使ってみて感じた良い点・残念だった点をまとめると以下の通りです。
僕が特にメリット・デメリットに感じた部分を抜粋して詳細に解説していきますね!
最大通信速度2,402Mbpsの中継機
RE700Xの1番の進化ポイントは通信速度です。
実際にどれくらい進化したかと言うと他のモデルと通信速度を比較すると以下の通り。
通信速度 | |
---|---|
RE700X | 5GHz:2,402Mbps 2.4Ghz:574Mbps |
RE600X | 5GHz:1,201Mbps 2.4Ghz:574Mbps |
RE505X | 5GHz:1,201Mbps 2.4Ghz:300Mbps |
Archer AX53 ※Wi-Fiルーター | 5GHz:2,402Mbps 2.4Ghz:574Mbps |
旧モデルRE600Xの5Ghzの通信速度が「1,201Mbps」に対して、RE700Xは「2,402Mbps」の約2倍にアップ。
Archer AX53というモデルのWi-Fiルーターと同等の通信速度スペックを持った中継機になりました!
RE700Xはこの最大通信速度が2,402Mbsにアップしたのが1番の変化です。
コンセントに挿すだけでメッシュWi-Fiのサテライトルーターに!
RE700Xはコンセントに挿すだけで中継機・メッシュWi-Fi(OneMesh)のサテライトルーターとして使えます。
手軽に自宅のWi-Fi通信環境を拡張できるのはRE600Xなどに引き続き同じです。
コンセントに挿すだけで通信環境を拡張できるメリットは以下の通りです。
コンセントに挿すだけで使えるメリット
- 戸建やマンションの各部屋にLANポートがなくてもWi-Fiを拡張可能!
- トイレや洗面所などでもコンセントさえあればOK!
上記の通り、RE700Xを使えば、家全体を快適な通信環境にできます。僕が愛用している理由もこれです。
なので、ルーターが設置してあるリビングでのネットは快適だけど、他の部屋ではネットが遅くなる人には非常におすすめです!
基本的に他モデル(RE600X・RE505X)と使用感は同じ!
あとそれ以外の使い勝手などについては他のモデルとほぼ同じです。具体的にまとめると以下の通りです。
TP-Linkの中継機のメリット
- 初期設定がとても簡単!専用アプリで5分あれば完了!
- OneMesh対応のArcherシリーズのルーターを買えば、メッシュWi-Fi化できる!
- 他のモデルと組み合わせて使うことが可能!
- 5Ghz/2.4Ghz帯ともにWi-Fi6!(RE600X以上のモデル)
- LANケーブルを挿せばアクセスポイントになる!
- OFDMA・ビームフォーミングにも対応!
上記のメリットは、他モデルのRE600X・RE505Xと同じで使用感は特に変わりません。
なので、より通信速度が速くなった中継機・サテライトルーターがRE700Xです!
中継機が3台以上の場合、安定性に問題が出る可能性がある!
ここからが残念に感じた点です。まず、ArcherシリーズでメッシュWi-Fi環境を構築する場合、中継機(サテライトルーター)が3台以上になると、安定性に問題が出る可能性があります。
実際に僕はRE600X、RE505Xを接続した状態で、RE700Xの初期設定をしようとしたら専用アプリで「デバイスを見つけることができません」とのエラーが出ました。
そこで、RE505Xの接続を解除し、再度RE700Xの初期設定を行ったところ問題なく設定できました。
なので、Archerシリーズのルーター+REシリーズの中継機で組むメッシュWi-Fi(OneMesh)の場合、中継機は2台までで使うのがおすすめです!
中継機2台で家全体をカバーできない場合は、Deco X60などのメッシュWi-Fi専用ルーターを使うようにしましょう!
スペックも上がったけど価格も9,800円に上がった!
残念な点もう一つは価格。当たり前ですがスペックが上がったので、価格も上がりました。
実際に他のモデルと販売価格を比較すると以下の通りです。
RE700X | 9,800円 |
RE600X | 7,080円 |
RE505X | 6,690円 |
価格がRE600Xより約3,000円も上がりました。通信速度が2倍以上になり、Archer AX53と同等スペックなので当然と言えば当然。
ただ、安くメッシュWi-Fi環境を構築したい!と考えていた人からすると残念な点です。
なので、コスパを重視するならRE600Xがおすすめです!僕の使用環境でも十分な通信速度が出ています!
TP-Link RE700X・RE600X・RE505Xの比較
次に僕が実際にこれまで使っていたRE600XとRE505XとRE700Xのスペックを比較してみました。比較表は以下の通りです。
RE700X | RE600X | RE505X | |
---|---|---|---|
価格 | 9,800円 ※Amazon調べ | 7,080円 ※Amazon調べ | 6,690円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 78 × 36 × 149 mm ※W×D×H | 78 × 36 × 149 mm ※W×D×H | 74×46×125mm ※W × D × H |
製品重量 | 約254g ※実測による数値 | 約229.7g ※実測による数値 | 約261g ※実測による数値 |
素材 | プラスチック | プラスチック | プラスチック |
対応Wi-Fi規格 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi6 | 5GHz:Wi-Fi6 2.4Ghz:Wi-Fi4 |
最大通信速度 | 5GHz:2,402Mbps 2.4Ghz:574Mbps | 5GHz:1,201Mbps 2.4Ghz:574Mbps | 5GHz:1,201Mbps 2.4Ghz:300Mbps |
アンテナ数 | 2本 (内蔵アンテナ) | 2本 (内蔵アンテナ) | 2本 (外部アンテナ) |
MU-MIMO | ◯ | ◯ | ◯ |
ビームフォーミング | ◯ | ◯ | ◯ |
バンド数 | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド |
メッシュWi-Fi化 | ◯ | ◯ | ◯ |
動作モード | 中継機モード アクセスポイントモード | 中継機モード アクセスポイントモード | 中継機モード アクセスポイントモード |
Amazon | Amazon | Amazon |
違いは「通信速度と価格」
上記の比較表を見て分かる通り、大きな違いは通信速度と価格です。
REシリーズの選び方
ちなみにRE505Xは2.4Ghz帯がWi-Fi6に非対応などの違いがあるけど、価格がRE600Xとほぼ変わらなくなっているので、今から買うならRE600X以上のモデルがおすすめです!
通信速度重視ならRE700X!コスパ重視ならRE600X!という選び方でOK!
TP-Link RE700Xがおすすめな人の特徴
以上、TP-Link RE700Xがおすすめな人の特徴をまとめると以下の通りです。
自宅をメッシュWi-Fi化したい人、さらにはサテライトルーターの通信速度もこだわる人にRE700Xがおすすめだなと感じました!
具体的には、自宅にいることが多いリモートワークの人や専業主婦の人がTP-LinkのOneMeshを導入したら間違いなくQOL(生活の質)は上がりますよ!
まとめ
今回はTP-Link RE700Xレビューをお話ししました!
RE600Xと比較して、通信速度がさらにアップしたのがRE700X。
注意点は、スペックも上がったので価格も上がったことくらいですね。
なので、コスパ重視する人はRE600Xで十分。通信速度によりこだわるならRE700Xという選び方をすればOKです。
RE700Xの購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
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