TP-Link Archer AX53の通信速度ってどうなの?他のモデルとの違いは?など疑問に思っていましたか?
どうも!こんにちはツヨシ(@ 24shi_insta)です!
僕はWi-FiルーターはTP-Link製を普段から愛用していて、 AX53も実際に使ってみました!
まず結論から。TP-Link Archer AX53はアンテナが露出しているタイプのWi-Fiルーターで見た目はかっこいいとは言えないですが、Wi-Fi6・IPv6に対応、通信速度は5GHz帯で2,403Mbps、接続台数は最大42台とハイスペックなルーターです。
それにも関わらず1万円以下で購入でき、コスパ最強Wi-Fiルーターと言って過言ではないです。スマホでYouTubeやSNSを見る程度の人であれば間違いなくこちらのルーターがおすすめです!
なので、こちらの記事ではTP-Link Archer AX53を実際に使ってみて感じた良い点・悪い点、またTP-Linkの他モデルのWi-Fiルーターとの比較を解説していきます。
これからWi-Fiルーター購入を検討している方は是非参考にしてみてください。
1. TP-Link Archer AX53のスペック・外観・サイズ
TP-Link Archer AX53のスペック・商品概要は以下の通りです。
商品概要 | |
---|---|
製品名 | Archer AX53 |
価格 | 9,000円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 26×13×4.1cm ※横 × 縦 × 高さ |
製品重量 | 約425g ※実測値 |
素材 | プラスチック |
対応Wi-Fi規格 | 5GHz:IEEE 802.11ax/ac/n/a 2Ghz:IEEE 802.11ax/n/b/g |
最大通信速度 | 5GHz:2,402Mbps 2Ghz:574Mbps |
Wi-Fi範囲 | 4LDK |
最大接続台数 | 42台 |
アンテナ数 | 4本 |
バンド数 | デュアルバンド |
MU-MIMO | × |
ビームフォーミング | ◯ |
IPv6 IPoE | ◯ |
メッシュWi-Fi化 | ◯ |
プロセッサ | デュアルコアCPU |
ポート数 | ギガビットWANポート× 1 ギガビットLANポート× 4 |
USBポート | × |
動作モード | ルーターモード ブリッジモード (アクセスポイントモード) |
1-1. 外観・サイズ
TP-Link Archer AX53の外観デザイン、サイズ以下の通りです。
TP-Link Archerシリーズは外部アンテナタイプのWi-Fiルーターで、AX53も同様に4本のアンテナが露出しているWi-Fiルーターです。
もちろん、外付けアンテナの角度は自由に変更することが可能です。
デザイン性については個人差ですが、僕はカッコ良いとは思えないです。見た目はDecoシリーズの方がカッコ良いです。
前面には電源・インターネット接続確認用のランプがあります。
背面には接続端子・ポートなどがあります。具体的に右から解説すると以下の通りです。
TP-Link Archer AX53の背面ポート
- 電源入力
- 電源ボタン
- LANポート×4
- WANポート×1
- WPSボタン
- リセットボタン
側面には操作ボタンや確認用ランプはありません。
裏面にはArcher AX53のSSID・パスワードなどが書かれたシールが貼り付けてあります。
また、壁付けするための穴も備えられています。なので、Archer AX53は平置き又は壁付けで設置することが可能です。
1-2. スペック
次にスペックですが、TP-Link Archer AX53はミドルクラスのWi-Fiルーターと考えておけばOKです。多くの人にとって十分なスペックのルーターです。
具体的にWi-Fiルーターを選ぶ時に見るべきポイントは以下の通りです。
スペック | |
---|---|
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 |
通信速度 | 5GHz:2,402Mbps 2Ghz:574Mbps |
IPv6対応 | ◯ |
最大接続台数 | 最大42台 |
アンテナ数 | 4本 |
バンド数 | デュアルバンド |
上記の通り、Archer AX53は非常にスペックの高いWi-Fiルーターです。
Archer AX53よりも高スペックなArcher AX73などもありますが、日本の光回線の利用環境ではあまり大きな差を感じることも少ないかなと個人的には思いました。
実際に計測してみた結果が以下の通りです。
Archer AX53 | Archer AX73 | |
---|---|---|
1階 リビング | 下り:184.9 Mbps 上り:254.2 Mbps | 下り:212.7 Mbps 上り:144.1 Mbps |
2階 仕事部屋 ※ルーター設置部屋 | 下り:639.2 Mbps 上り:558.0 Mbps | 下り:688.2 Mbps 上り:505.6 Mbps |
以上のことから、Archer AX53は一般家庭には十分なスペックのルーターです。
2. TP-Link Archer AX53の使い方・設定方法
次にTP-Link Archer AX53の使い方・設定方法について解説します。具体的には以下の通りです。
TP-Link Archer AX53の設定方法
- 専用アプリ「Tether」を開く
- Wi-Fiルーター(Archer AX53)を追加する
- ONU等にArcher AX53を接続する
- Archer AX53のWi-Fiに接続
- Archer AX53の初期設定
- インターネット接続の確認
専用アプリ「Tether」をインストールし、開きます。
次に右上の「+マーク」を選択し、Wi-Fiルーター(Archer AX53)を追加します。
ONUとArcher AX53の接続手順は以下の通りです。こちらはTetherアプリでの案内を基に解説します。
接続手順
- Archer AX53・電源アダプタ・LANケーブルを準備
- 光回線のONU・モデム・ホームゲートウェイの電源を切る
- ONU等とArcher AX53をLANケーブルで接続
- ONU等→Archer AX53の順で電源を入れる
- Archer AX53のランプが緑に点灯すれば完了
Archer AX53・電源アダプタ・LANケーブルを準備します。
光回線のONU・モデム・ホームゲートウェイの電源を切り、ONU等とArcher AX53をLANケーブルで接続します。
「ONU等→Archer AX53」の順で電源を入れます。
Archer AX53のランプが緑に点灯すれば完了です。
次にTP-Link Archer AX53のWi-Fiに接続します。Wi-FiのSSIDはルーターの裏面に記載されています。
Archer AX53に接続したら初期設定を行います。まずはローカルアカウントの作成です。
次に接続タイプを選択します。わからない人は基本自動検出でOKです。
次にArcher AX53のSSIDとパスワードを設定します。お好みのものを設定すればOKです。
以上でArcher AX53の初期設定は完了です。インターネットが接続できていれば完了です。
TP-Linkは、Wi-Fiルーターの初期設定が簡単な点も魅力の1つです。
3. TP-Link Archer AX53のレビュー
TP-Link Archer AX53を実際に使ってみて感じた良い点・残念な点についてご紹介します。具体的には以下の通りです。
Archer AX53を使ってみて感じた感想を1つずつお話ししていきます。
3-1. Wi-Fi6に対応
Archer AX53は最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)」に対応しています。Wi-Fi規格によって、以下のように通信速度は異なります。
名称 | Wi-Fi規格 | 最大通信速度 |
---|---|---|
Wi-Fi4 | IEEE 802.11n | 600Mbps |
Wi-Fi5 | IEEE 802.11ac | 6,900Mbps |
Wi-Fi6 | IEEE 802.11ax | 9,600Mbps |
なので、最新のWi-Fi規格に対応しているルーターの方が通信速度が速く、Archer AX53は最新のWi-Fi6に対応している点はメリットです。
3-2. IPv6(IPv4 over IPv6)対応
Archer AX53はIPv6(IPv4 over IPv6)に対応しており、混雑時も通信速度が低下しにくい点がとても良いです。
そして、IPv6を使うためには光回線(プロバイダ)・ルーターがIPv6に対応している必要があります。
なので、IPv6に対応している点はArcher AX53のメリットです。
3-3. 最大接続台数42台
Archer AX53の最大接続台数が42台という点もメリットです。
近年、家電のIoT化が進んでおり、インターネットに接続して使うガジェットや家電が増えてきています。
また、僕自身もそうなんですが、スマートリモコン・スマートプラグなど家全体のスマートホーム化を進めている人も増えてきていますよね。
なので、最大接続台数は重要なスペックでArcher AX53は最大42台なので、多くの人は十分なスペックです。
3-4. メッシュWi-Fi化が可能(OneMesh)
Archer AX53は、別売りの中継機を買い足すことでメッシュWi-Fi化(OneMesh)することも可能です。
2階/3階建ての戸建や4LDKを越す広いマンション・アパートに住んでいる人の場合、ルーター1台では快適なWi-Fi環境を構築することができない場合があります。
そんな時の解決策はメッシュWi-Fi化です。家全体のネット改善方法には中継機とメッシュWi-Fiの2種類があるのですが、違いは以下の通りです。
※TP-Linke公式HPより抜粋
メッシュWi-Fi化することで、家のどこに行っても快適にWi-Fi、ネットが使えるようになります。
中継機は自分自身でWi-Fi(SSID)の切り替えが必要になるので、生活する自宅の場合、メッシュWi-Fiの方がおすすめです。
なので、メッシュWi-Fiに対応しているルーターを購入した方がのちのちの拡張性は高いです。
3-5. 価格が安い!1万円以下
Archer AX53の最大の魅力は、Wi-Fi6・IPv6・最大接続台数42台と高性能ルーターにも関わらず約1万円以下で購入可能です。
価格が安く、かつ高性能スペックな点はArcher AX53のメリットです。
3-6. デザインがカッコ悪い
ここからが残念な点です。
Archer AX53を含むTP-LinkのArcherシリーズのWi-Fiルーターは、アンテナが外部に露出していて見た目があまりカッコよくないです。
実際にTP-LinkのDecoシリーズと比較してみると以下の通りです。
上記の通り、見た目はDecoシリーズの方が良いですよね。
外部アンテナタイプのルーターよりも内蔵アンテナタイプのルーターの方が見た目が良いですが、外部アンテナはアンテナの角度を自分自身で変えることができたりとメリットも多いので、より通信環境にこだわるなら外部アンテナのWi-Fiルーターの方が良いと感じています。
ただ、見た目という観点ではArcher AX53はお世辞にもカッコ良いと言えない点はデメリットです。
ちなみにTP-Link DecoX60のレビュー記事も執筆しておりますので、気になる方は合わせてご覧ください。
3-7. USBポートがない
Archer AX53にはUSBポートがついていません。そのため、簡易NAS機能などが使えない点はデメリットです。
ただ、個人的にはWi-FiルーターのUSBポートの使用頻度はそれほど高くないので、USBポートがなくて困る人は少ないと思います。
以上がArcher AX53を使ってみて感じた良い点・残念な点でした。
4. TP-Link Archer AX53と他モデルとの比較
次にArcher AX53と購入を迷うであろうTP-Linkの他のモデルと比較解説します。
具体的にArcher AX53・AX55・AX73の3機種を比較すると以下の通りです。
Archer AX53 | Archer AX55 | Archer AX73 | |
---|---|---|---|
販売価格 | 9,000円 ※Amazon調べ | 8,480円 ※Amazon調べ | 14,500円 ※Amazon調べ |
対応Wi-Fi規格 | 5GHz:Wi-Fi6 2Ghz:Wi-Fi6 | 5GHz:Wi-Fi6 2Ghz:Wi-Fi6 | 5GHz:Wi-Fi6 2Ghz:Wi-Fi6 |
最大通信速度 | 5GHz:2,402Mbps 2Ghz:574Mbps | 5GHz:2,402Mbps 2Ghz:574Mbps | 5GHz:4,804Mbps 2Ghz:574Mbps |
Wi-Fi範囲 | 4LDK | 4LDK | 4LDK |
最大接続台数 | 42台 | 48台 | 80台 |
アンテナ数 | 4本 | 4本 | 6本 |
バンド数 | デュアルバンド | デュアルバンド | デュアルバンド |
MU-MIMO | × | × | ◯ |
ビームフォーミング | ◯ | ◯ | ◯ |
IPv6 IPoE | ◯ | ◯ | ◯ |
メッシュWi-Fi化 | ◯ | ◯ | ◯ |
プロセッサ | デュアルコアCPU | デュアルコアCPU | 1.5 GHz トリプルコアCPU |
ポート数 | ギガビットWANポート× 1 ギガビットLANポート× 4 | ギガビットWANポート× 1 ギガビットLANポート× 4 | ギガビットWANポート× 1 ギガビットLANポート× 4 |
USBポート | × | USB 3.0ポート× 1 | USB 3.0ポート× 1 |
動作モード | ルーターモード ブリッジモード (アクセスポイントモード) | ルーターモード ブリッジモード (アクセスポイントモード) | ルーターモード ブリッジモード (アクセスポイントモード) |
商品リンク | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
4-1. Archer AX53とAX55の違い
Archer AX53とAX55の違いをまとめると以下の通りです。
Archer AX53とAX55の違い
- USBポートの有無
- 最大接続台数
Archer AX53とAX55の違いは、USBポートの有無と最大接続台数です。
最大接続台数も6台の差しかないので、ほぼ同スペックのルーターと考えればOKです。
なので、AX53とAX55で迷った場合は、その時の価格の安さで選べばOKです。
4-2. Archer AX53とAX73の違い
Archer AX53とAX73の違いをまとめると以下の通りです。
Archer AX53とAX73の違い
- AX73の方が通信速度が速い
- AX73の方が最大接続台数が80台と多い
- AX73の方がアンテナ数が6本なので安定性も高い
- AX73の方がプロセッサもスペックが高いものを使用してる
- USBポートの有無
AX73はハイクラス、AX53はミドルクラスのWi-Fiルーターなので、スペックに差があるのは当然です。
その分価格もAX73の方が5,000円以上も高いです。
なので、よりスペックの高いルーターを使いたい人はArcher AX73。スペックとコスパの良さを重視するならAX53という基準で選べばOKです!
5. TP-Link Archer AX53がおすすめな人の特徴
以上のことからTP-Link Archer AX53がおすすめな人の特徴をまとめると以下の通りです。
上記の項目に当てはまるのであれば、Archer AX53は非常におすすめです!
個人的にはArcher AX53は多くの一般家庭に向いているスペックのルーターだなと感じました。なので、とりあえずこれを買っとけば間違いないルーターです。
まとめ
今回はTP-Link Archer AX53のレビューをご紹介しました。
Archer AX53は、アンテナが外部に露出しているWi-Fiルーターで見た目がちょっとカッコ悪いというネックはありますが、外部アンテナには良い点もあります。
また、Wi-Fi6・IPv6・最大接続台数42台と高性能ルーターにも関わらず、約1万円以下で購入できるというコスパの良さがArcher AX53の最大の魅力です。
私が使っているArcher AX73は、オーバースペックになるケースが多いのに対して、Archer AX53はちょうど良いスペックだなと感じました。
なので、迷ったらArcher AX53又はAX55のどちらかを検討するのがおすすめですよ!
ぜひ、Wi-Fiルーター選びの参考になれば幸いです。
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