動画・配信、WEB会議の音質改善をしたいとあなたも思っていたのではないでしょうか?そんなあなたには、SHURE MV7を強くおすすめしたいです。
どうも!こんにちはツヨシ(@ 24shi_insta)です!
僕は動画撮影や音声収録にSHURE MV7を愛用しています。
まずSHURE MV7のレビューの結論から。
USB端子がMicro USB・価格が少々高いという注意点はありますが、個人的には不満はほぼないUSBマイクです。
USB/XLRと選べる接続方式、USB接続で音が良い、環境音を拾いづらく、ホワイトノイズも感じないと音声収録するマイクとしてはかなり優秀だと思っています。
3万円という価格は少々高いのですが、買って後悔することはないマイクだと思っています。
こちらの記事ではSHURE MV7を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
1. SHURE MV7のスペック・外観・サイズ
まず初めにSHURE MV7のスペックや外観、サイズ感について詳しく解説します。
スペック | |
---|---|
製品名 | SHURE MV7 |
価格 | 30,100円 ※Amazon調べ |
製品サイズ | 152 × 65 × 65mm ※縦×横×高さ |
製品重量 | 約550g |
カラー | ブラック/シルバー |
マイク種類 | ダイナミックマイク |
接続方式 | USB-C/XLR |
出力端子 | USB-C端子 XLR端子 3.5mmヘッドホンアウト |
周波数応答 | 50Hz-16kHz |
出力インピーダンス | 314Ω |
指向性 | 単一指向性 |
リミッター | ◯ |
コンプレッサー | ◯ |
ヘッドホン出力 | ◯ |
ショックマウント | ◯ |
ウィンドスクリーン | ◯ |
マイク本体操作 | ミュート マイク音量調節 ヘッドホン音量調節 |
取付けタイプ | 5/8-27スレッドマウント |
専用アプリ | ◯ |
1-1. 付属品
まずはSHURE MV7の付属品一覧は以下の通りです。
付属品一覧
- MicroB to Cケーブル(3 m)
- MicroB to Aケーブル(3 m)
- 5/8-3/8 変換ネジ
付属しているケーブルはタイプCとAなので、MacBookで使うときにも困らないです。3mあるのでマイクアームに取り付ける際も問題なしです。
1-2. 外観・デザイン
SHURE MV7のデザインについてです。僕が持っているのはカラーは黒で他にもシルバーがあります。
ウィンドスクリーン、ショックマウントも付属のスタンド部分についています。
またマイクの向きも自由自在に変更することとができるので、置き型のスタンドにも吊り下げ式のマイクアームにも取り付けることができます。
マイク上部にはタッチパネル式のマイク・ヘッドホン音量の調節がついています。以下の画像で下側にあるのが「マイク/ヘッドホン切り替え」ボタンです。
上側にはミュートボタンがついています。マイク本体で音量調節からミュート切り替えが使えるのは良いです。
マイク裏面には特に操作系統はありません。
サイドには、稼働調節のネジがついているので稼働の強度をこちらでも調節できます。
背面にはUSB/XLR端子・イヤホンジャックがあります。使用する際はこちらにUSB/XLRのどちらかを接続します。
実際に置き型スタンドとマイクアームに設置したイメージは以下の通りです。
1-3. サイズ感
次にSHURE MV7のサイズ感についてです。マイクの一番太い円柱部分で直径約66mmです。一番細い部分が55mmです。
マイク全長は約153mmです。スタンド部分の全長約140mmです。
以上がSHURE MV7のスペック・外観・サイズ感でした!
2. SHURE MV7の使い方
SHURE MV7の使い方について解説します。
2-1. USB接続で使う方法
SHURE MV7をUSB接続で使う方法です。具体的には以下の通りです。
USB接続での使い方
- USBケーブルでMV7とPCを接続する。
- 専用アプリ(ShurePlus MOTIV)をインストールする。
- 集音レベルを「オート/マニュアル」を選択
ShurePlus MOTIVは必ずしも必須ではないですが、インストールした方が便利です。
集音レベルはオートとマニュアルの2つを選択できますが、個人的にはオートの方が気軽に収録できると感じています。
細かくボリュームを調節したい人はマニュアルを選択しましょう!僕はちなみにもっぱらオートで使っています。
変換アダプタを使えばスマホでも使える
ちなみにSHURE MV7は、スマホでも使うことが可能です。スマホで使う場合は、以下のアダプタと専用アプリ「Shure Plus MOTIV」が必要です。
iPhone→アダプタ→SHURE MV7と接続すれば、iPhoneでもMV7が使用可能になります。
2-2. XLR接続で使う方法
SHURE MV7をXLR接続で使う方法は以下の通りです。
XLR接続での使い方
- オーディオインターフェースとMV7をXLRケーブルで接続
- マイク入力調整などはオーディオインターフェースで行う
僕も最近XLR接続もし始めたのですが、ダイヤルでボリューム調整ができたりと非常に簡単だと感じました!
3. SHURE MV7のレビュー
次にSHURE MV7を実際に使い続けていて感じた良い点・残念な点についてお話ししていきます。
3-1. USB接続でも音が良い
まずSHURE MV7の最大の魅力はUSB接続で十分音が良いという点です。
良い音で収録しようとなるとオーディオインターフェースを導入する必要が出てきます。具体的には僕が導入しているMOTU M2です。
しかし、在宅ワーカーやそれほど本格的に音質を改善しようと思っていない人からすると「専用機器まで導入するのもな〜。」と躊躇している人も多いですよね。
でも、SHURE MV7はUSB接続で十分過ぎるほど良い音で収録できる点がとても良いです!
気軽に音質を改善したい人にはSHURE MV7のようなUSBマイクはピッタリです!
3-2. USB/XLRと選べる接続方式
しかし、今後「USB接続で満足していたけど、オーディオインターフェース導入してステップアップしたいな。」と思うかもしれません。まさにそれが僕でしたw
SHURE MV7であれば、そんなXLR接続にも対応しているマイクなので今後オーディオインターフェースを導入したくなった場合も使用できます。
なので、音声収録初心者から中級者くらいまでに対応しているので長く使えると感じています。
3-3. カッコ良いデザイン
僕がSHURE MV7を選んだ大きな理由の一つがデザインがカッコ良いという点です。
ブラックのボディにシンプルなマイク形状。個人的にデザインがツボです。
SHURE AONIC50も持っていますが、SHUREの製品はデザインが洗練されていて好きです。
3-4. 単一指向性でスピーチ向き
SHURE MV7は単一指向性で正面からの音を拾うマイクなので音声収録、スピーチ・WEB会議・配信にとても向いています。
在宅ワークでマイクを導入するほとんどの人がこの利用が多いと思うので、この点もとても良いです。
また、SHURE MV7はダイナミックという種類のマイクで環境音も拾いにくいと言われています。
マイクの種類の違い
- ダイナミックマイク:感度が低いが、環境音を拾いにくい
- コンデンサーマイク:微細な音も捉えることができるが、環境音を拾いやすい
僕も過去RODE NT-USB MiniやFIFINE K690などのUSBコンデンサーマイクを使っていましたが、ラフに収録しても環境音やホワイトノイズの入りが一番少ないと感じました。
なので、主に一人喋りやスピーチ用に購入するならSHURE MV7はとても良いです。
3-5. マイク本体で操作可能でWEB会議などに良い
WEB会議や配信などの場合マイク本体でミュート機能などを操作できる方が間違いなく便利です。
SHURE MV7はマイク本体でミュート、マイク・ヘッドホン音量を調節できるので非常に使い勝手が良いです。
想定されるシーン
- WEB会議中に席を外す時にミュート
- 急な来客や子供が急に騒ぎ出した時にミュート
- 声が聞こえづらい!と指摘された時
SHURE MV7は専用アプリからも同じ操作ができるのですが、マイク本体で操作できるととっさの行動が取れるので便利です。
以前使っていたRODE NT~USB Miniもとても良いマイクだと思っているのですがマイク本体で操作できませんでした。
3-6. 専用アプリで好みのマイク設定に
SHURE MV7は専用アプリ「Shure Plus MOTIV」でマイク設定を自分の好きなように設定できます。
Shure Plus MOTIVの詳しい操作項目の説明は以下の通りです。
AUTO | MANUAL |
---|---|
Preset 独自のプリセットを作成 | Preset 独自のプリセットを作成 |
Mic Mute ミュートON/OFF | Mic Mute ミュートON/OFF |
Monitor Mix マイクとモニターの聞こえる音量を調整 | Mic Gain マイク音量の入力調整 |
Mic Position マイクからの距離の設定 | Moniter Mix マイクとモニターの聞こえる音量を調整 |
Tone 自分の音声のトーン調整 | EQ イコライザーでサウンドの明瞭度を向上させる |
Live meters AUTOモードでもマイクで入力が調整可能に | Limiter 録音時のピークによる歪みを防ぐ |
Night mode LEDの明るさが下がる | Compressor 圧縮し音量を制御 |
Live meters AUTOモードでもマイクで入力が調整可能に | |
Night mode LEDの明るさが下がる |
僕はUSBマイクとして使うときは基本AUTOモードで、MicPositionを設定してるだけ!それだけで十分良い音で収録できます!
3-7. USB端子がMicro USB
ここからがSHURE MV7の残念な点です。ただ正直、SHURE MV7のデメリットはほとんどなく、とても満足しているマイクです。
強いていうなら、まずUSB端子がMicro USBという点です。
近年、様々なガジェットのUSB端子はUSB-Cに移り変わろうとしています。実際に僕の持っているガジェットもほとんどがUSB-C端子です。
持っているガジェットの端子がUSB-Cに統一できるとケーブルの管理が楽です。全てUSB-Cで使えるから。
しかし、SHURE MV7はMicro USBなので使用時は専用のケーブルを引っ張り出す必要があります。
小さい点ですが、USB端子がMicro USBなのは残念ですね。
3-8. 価格が少々高い
もう一点はSHURE MV7の価格が高いという点です。約3万円します。
僕もそうでしたが在宅ワーカーで、マイクに3万円も出すのが抵抗がある人の方が多いと思います。
1万円も払えば、質の良いUSBマイクが買えてしまう中で約3万円ものマイクを購入するのには勇気と決意が入ります。
この価格は一般ユーザーからすると障壁になるのは間違いないです。
ただし、SHURE MV7を購入して後悔することはないと僕は思っています。
4. SHURE MV7と他USBマイクの音質比較
以前FIFINE K690のレビューをした時、SHURE MV7とRODE NT-USB Miniで音質比較をしました。
↓音声比較のシーンから再生するように設定しています。
SHURE MV7の最大の特徴は、他2つのUSBコンデンサーマイクと比較し、「環境音の拾いにくさ」は圧倒的かなと感じました!
なので、環境音が多い在宅での収録にはSHURE MV7は非常に向いているマイクです。
5. SHURE MV7におすすめのマイクスタンド・アーム
SHURE MV7を在宅で使うにはマイクスタンド・マイクアームが必要です。一緒に購入がおすすめなアームは以下の3つです。
SHURE MV7におすすめのスタンドとアーム
- Blue Compass(マイクアーム)
- K&M マイクスタンド
- ミニ三脚 PIXI
5-1. Blue Compass(マイクアーム)
SHURE MV7を使っている人で最も使われているマイクアームはBlue Compassだと思っています。
MV7のシンプルなデザインのマイクにとてもマッチしたマイクアームです。
5-2. K&M マイクスタンド
僕が愛用しているのがK&M マイクスタンドです。なんだかんだで維持番使いやすく、マイクを好きな位置にも置けるので重宝しています。
ちなみにK&M 卓上マイクスタンドを購入するならサウンドハウスが一番安いです!
5-3. ミニ三脚 PIXI
3つ目がマンフロットのミニ三脚PIXIです。SHURE MV7とセット販売しています。
折りたたみ収納できるので持ち運びする人に良いですね!
6. SHURE MV7がおすすめな人の特徴
以上のことからSHURE MV7がおすすめな人の特徴をまとめると以下の通りです。
SHURE MV7は気軽に音質を上げたい人からXLR端子に接続して使い人まで幅広くおすすめできるマイクです。
ただし、3万円という価格が高過ぎると感じるのであれば、USBコンデンサーマイクFIFINE K690はデザイン・音質共に良いマイクなのでおすすめです!
まとめ
今回はSHURE MV7レビューをご紹介しました!
SHURE MV7を使っていて残念に感じる部分は正直ほとんどなく、あるとするなら接続端子がMicro USB、価格が3万円と高い点です。
しかし、デザインはカッコ良いし、USB接続で音がとても良いし、環境音は拾いづらく、ノイズも少ないので在宅で収録する人には非常に良いマイクだなと思っています。
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