SHURE AONIC50のデザインが好きで買おうと思ってるけど、肝心の音質はどうなの?と悩んでいたのではないしょうか?
どうも!こんにちはツヨシ(@ 24shi_insta)です!
SHURE AONIC50を約2ヶ月ほど使っていますが、非常にお気に入りのヘッドホンです!
SHURE AONIC50レビューの結論から、ヘッドホン重量が重い・物理ボタン操作で好みが分かれるという点は注意点ですが、
高級感・カッコ良いデザイン、音質がとても良く、ノイキャン・外部取り込み機能の性能も非常に高く、買って後悔するヘッドホンではないです!
ただ、音質はSONYのような派手な音ではなく、フラットな音なのでその点は好みが分かれると思いますが、僕はずっとSHURE AONIC50を使っていくうちにこのフラットな音がどんどん好きになりました!
こちらの記事ではそんなSHURE AONIC50を実際に使ってみた感想、メリット・デメリットについて詳しく解説してきます!
1. SHURE AONIC50のスペック・外観・サイズ
まず初めにSHURE AONIC50の外観・スペック・サイズについて詳しく解説していきます。
商品概要 | |
---|---|
製品名 | SHURE AONIC50 |
価格 | 35,855円 ※Amazon調べ |
製品重量 | 334g |
最大再生時間 | 20時間 |
充電時間 | 2.5時間 急速充電:15分で4時間再生 |
ヘッドホン操作 | 物理ボタン |
ドライバサイズ | 50mm |
周波数特性 | 20 ~ 22,000 Hz |
インピーダンス | 39 Ω |
Bluetooth | Ver. 5.0 |
有線接続 | ◯ |
ハイレゾ対応 | ◯ |
ノイズキャンセリング | ◯ |
外部音取り込み | ◯ |
マイク | ◯ |
マルチペアリング | ◯ |
マルチポイント | ◯ |
ワイヤレス充電 | ◯ |
着脱による自動再生/停止 | × |
専用アプリ | ◯ |
イコライズ | ◯ |
スマートスピーカー連携 | × |
対応コーデック | Qualcomm® aptX™、aptX™ HD aptX™ Low Latency audio LDAC、AAC、SBC |
カラー | ブラック・ブラウン・ホワイト |
SHURE AONIC50の付属品一覧は以下の通りです。
付属品一覧
- SHURE AONIC50本体
- 収納ケース
- USB TypeA to Cケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル
SHURE AONIC50のデザインですが、アルミフレームとレザーの組み合わせが非常にカッコ良いです。SHUREの製品ってデザイン的にカッコいいものが多くヘッドホンもさすがです。
アルミフレーム部分は回転するようになっているので収納する時は平にし、装着するときは左右を開閉します。
ハウジング部分にはSHUREのメタル系ロゴが埋め込まれております。これが高級感を感じます。
右側のハウジング部分後方には操作ボタンがついています。具体的には以下の通りです。
SHURE AONIC50操作ボタン一覧
- ノイズキャンセル/外部音取り込み切り替え
- 音量調整ボタン
- 再生/一時停止
- 電源ボタン
- USB-C端子
左側のハウジング部分には、ステレオケーブル接続端子があります。
そして、イヤーパッドはレザーを採用しており、固すぎず柔らかすぎずといった感触です。
イヤーパッドの内側には左右がわかるように「L/R」の表記がされているので、どっち向きにつければ良いのか?と迷うことはないです。
そして、SHURE AONIC50の最大の特徴でもあるヘッドバンドとアームは、アルミとレザーの組み合わせです。これがカッコ良い。
ヘッドバンドの外側には特に何もありませんが、内側にはSHUREのロゴがあります。
そして、アーム部分はアルミで内側にはメモリが刻まれており、こちらで長さを調節します。調節するたびに「カリカリカリ」という音がして、メモリ毎にしっかり止まってくれるので、一度自分のサイズに合わせればずれることもないです。
収納ケースのデザインも非常にシンプルで表面にはSHUREのロゴがあります。ただ、サイズは結構大きくて直径24.5cmほどです。
内側にはヘッドホン収納スペースとちょっとした小物が収納できるようになっています。
次にヘッドホンのサイズ感についてです。イヤーパッドの外周サイズは10cm×8cm程度、内径サイズは6cm×4.5cm程度です。
イヤーパッド+ハウジングの高さ・厚みは約5cmほどです。
ヘッドバンドの幅は約3.5cmで、ヘッドバンドの端から端まで(直径)は約17cmほどです。
以上がSHURE AONIC50のスペック・サイズ感など商品概要でした。
2. SHURE AONIC50の使い方
次にSHURE AONIC50の使い方について解説します。
2-1. ペアリング方法
まずはペアリング方法です。ヘッドホンを初めて使用する場合、電源を入れると自動的にペアリングモードに入ります。
また手動のペアリング方法は以下の通りです。
ペアリング方法
- SHURE AONIC50の電源を切る
- 電源ボタンを6秒間長押しする
- 「Bluetooth pairing mode」とアナウンスが流れたら離す
- iPhoneのBluetooth設定で「SHURE 50」を選択
- 以上でペアリングは完了
SHURE AONIC50は2台までのマルチポイントにも対応しているので、登録したい機器を上記の手順に沿ってペアリングすればOKです。
2-2. マルチポイントペアリングができない場合
マルチポイントペアリングが何らかのトラブルによりできない場合は以下の操作を行います。
ペアリングがうまくいかない時の対処法
- SHURE PLAYアプリを開く
- 「デバイス→リセット→ペアリング済みデバイス一覧を消去する」を選択
- SHURE AONIC50の電源を切る
- 以上でペアリングリセットが完了
上記の手順でペアリングを一度リセットし、再度手動ペアリングしましょう!
複数機器をペアリングする場合は、登録する機器のBluetooth機能を同時にONにするのではなく、スマホを登録するときはスマホのみをON、PCを登録するときはPCのみをONにしましょう!
2-3. ヘッドホンの操作方法
SHURE AONIC50のボタン操作の使い方をまとめると以下の通りです。
電源ボタンの操作
電源オン | 2秒間長押し |
電源オフ | 2秒間長押し |
Bluetoothのペアリング | 電源OFF状態で6秒間長押し |
バッテリーの状態を確認する | 2回押す |
ペアリング済みデバイスのリストを消去する | 電源OFF状態で充電器に繋ぎ、7秒間長押し |
中央ボタンの操作
再生/一時停止 | 1回押す |
次の楽曲 | 2回押す |
前の楽曲 | 3回押す |
応答/コール終了 | 1回押す |
コール拒否 | 2秒間長押し |
音声ガイダンスを起動する | 2秒間長押し |
音量ボタンの操作
音量を上げる | +マークを押す |
音量を下げる | -マークを押す |
ANC/外部音取り込みの切り替えスイッチ
外部音取り込み機能 | スイッチを上げる |
ノイズキャンセリング | スイッチを下げる |
3. SHURE AONIC50のレビュー
次にSHURE AONIC50を実際に使ってみて感じた良い点・残念な点について詳しく解説します。
具体的には以下の通りです。
3-1. 音質がとても良い
まず、SHURE AONIC50の音質はとても良いです。
音の傾向としては、派手な音ではなくフラットな印象の音です。
この点については、eイヤホンのはまちゃんの解説が一番わかりやすいので是非みてみてください。
僕も実際にSONY WH-1000XM5を店頭で試聴してきましたが、SONYのヘッドホンは「派手な音」です。
それに対して、SHURE AONIC50はフラットな音のため、SONYのヘッドホンを使っている人からすると物足りなさを感じるかもしれません。
正直、僕も最初聞いた時は「あれ?こんなもん?」と思いましたが、ずっとこのヘッドホンで音楽を聴いているうちにフラットの音質の良さに気付かされます。そんなヘッドホンです。
SHURE AONIC50のフラットで音楽だけでなく、YouTubeのトークとかも非常に聴きやすいです。
3-2. 高級感・デザインがカッコ良い
SHURE AONIC50の魅力は、音質の良さと高級感のあるデザインです。
僕のヘッドホンの勝手な位置付けなんですが、車に例えると…
ヘッドホンデザインの印象
- SONY WH-1000XM5:日本車
- SHURE AONIC50:外国車
SONY WH-1000XM5もカッコ悪くはないデザインなんですが、使い勝手を優先的に考えた日本らしいデザインかなと思っています。
SHURE AONIC50は装着した時のビジュアルの良さが重視されていると感じています。
SHURE製品はヘッドホンもマイクもかっこいいものが多いので僕は好きです!
3-3. 長時間着けても痛くならない
SHURE AONIC50は、重量が334gと大きく、側圧もしっかり目なんですが長時間装着していても疲れません。
動画編集5時間とかぶっ通しで装着することも珍しくないのですが、側圧で痛くなるということはないです。ただ、蒸れはありますけど。
個人的に長時間着用の快適さは以下の点が多く関わっていると感じています。
長時間着用に優れている理由
- イヤーパッド・ヘッドバンドのクッション性が良い
- イヤーパッド内径が大きい
- アームを伸ばすことで側圧が弱まる
なので、長時間着用したい人にもSHURE AONIC50はおすすめです!
3-4. 2種類の有線接続が可能
SHURE AONIC50は以下の2種類の有線接続が可能です!
有線接続の種類
- 3.5mmオーディオケーブル
- USB-Cケーブル(ハイレゾ再生対応)
USB-Cケーブルの接続は、充電とUSB接続でハイレゾ音源を聴くことが可能です。
実際にSHURE AONIC50をMacBookとUSB接続してみると最大32-bit/384kHzのハイレゾ信号の対応しています。まぁ、そんな音源見たことありませんが…w
なので、より音質にこだわり音楽を聴きたい人にはとても良いヘッドホンです!ちなみに僕はハイレゾを聞き分けることができませんがw
3-5. ノイズキャンセル・外部音取り込みはすごい!
SHURE AONIC50は、ノイズキャンセル・外部音取り込み性能も非常に高いです。
- ノイズキャンセル:ノーマル・最大の2レベルを選べる
- 外部音取り込み機能:10段階レベルで選べる
ノイズキャンセルは最大にするとかなり強力ですが、耳に気圧の変化みたいな感覚があります。
外部音取り込みは特に優秀でヘッドホンつけていても全く違和感ないレベルで会話できちゃいます。それくらい外部音取り込みは優秀です。
ノイキャン・外部音取り込み性能も重視する人にはおすすめです!
3-6. マルチペアリング対応
SHURE AONIC50はマルチペアリングにも対応しているので在宅ワーカーには特に便利です。
マルチポイントの活用シーン
- 自宅で仕事中、PCで音楽を聴いていた
- スマホに着信があった
- PC→スマホに接続が切り替わり、ヘッドホンで通話可能に
上記みたいに仕事中はPCで音楽やWEB会議などをしているけど、突発的な電話にもヘッドホンを外さず通話できる点がとても良いです!
3-7. 専用アプリで好みの音にカスタマイズ可能
SHURE AONIC50には「SHUREPLUSPLAY」という専用アプリがあり、様々な設定を行うことが可能です。
SHUREPLUS PLAYでできること
- イコライザー
- 外部音取り込みモードの調整
- ノイズキャンセルの調整
アプリで簡単に自分好みの音に変えたり、ノイキャン・外部音取り込みの効きを変更できるのは良いです。
3-8. ヘッドホン重量が重い。
ここからがSHURE AONIC50の残念な点です。まずヘッドホン重量が他社製と比較して重い点です。
重量 | |
---|---|
SHURE AONIC50 | 334g |
Sennheiser MOMENTUM 3 Wireless | 304g |
SONY WH-1000XM5 | 250g |
重量が小さいヘッドホンが好みの人は注意が必要です。
ちなみに僕は長時間つけていても重いと感じたことはないレベルですがこの点は個人の好みです。
3-9. 操作系統は物理ボタン。好みが分かれる
SHURE AONIC50の操作系統は物理ボタンで好みが分かれます。
ヘッドホンの操作系統
- SHURE AONIC50
- SONY WH-1000XM5
対照的なのがSONYのヘッドホンです。タッチ操作で音量や曲も変更することも可能です。ハイテク機器って感じでした。
それに対して、SHURE AONIC50は古来からある物理ボタンです。カチカチと操作します。
僕は物理ボタン誤操作も少ないからめちゃくちゃ好きですが、ハイテク好きには合わないでしょう!
3-11. 持ち歩きには不向き
SHURE AONIC50は折り畳めないです。なので、持ち歩きには不向きです。
家の中で使うか、持ち歩くときは常に付けてる or 首から下げるのがSHURE AONIC50の正しい持ち歩き方ですね。
4. SHURE AONIC50がおすすめな人の特徴
以上のことからSHURE AONIC50がおすすめな人の特徴をまとめると以下の通りです。
僕は「え?そのヘッドホンカッコよくない?」と言われたい人です。
まとめ
今回はSHURE AONIC50レビューをご紹介しました!
SHURE AONIC50は、物理ボタン・ヘッドホンが重い・フラットな音で好みが分かれるという注意点です。
しかし、高級感のあるデザインは唯一無二でノイキャン・外部音取り込み機能が優秀、側圧はしっかり目なんだけど意外に長時間つけても疲れないのでテレワーカーには非常におすすめできるヘッドホンです!
ぜひ、ヘッドホン選びの参考になれば幸いです。
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