パイプにカメラを固定する撮影機材はないの？と悩んでいる人も多いでしょう。
事実、僕自身がクローゼットのパイプにカメラを固定したくて探していました。
今回は32mmまでのパイプにカメラを取り付けれるSLIK ロアー2N（クランプヘッド32N）をご紹介します。
ツヨシどうも！こんにちはツヨシ（@ 24shi_insta）です！
僕はSLIKロアー2Nは撮影するにあたり欠かせない機材となっているので2個所有しています。
SLIK ロアー2N（クランプヘッド32N）レビューの結論からお話しすると以下の通りです。
SLIK ロアー2Nは、22〜32mmまでのパイプにクランプでき、このサイズは一般家庭でよく見るパイプの直径です。
天井突っ張り棒と組み合わせれば、突っ張り棒を三脚として使うことができ、僕は室内俯瞰撮影や超ローアングル撮影する時に使っています。
なので、自宅での撮影の幅を広げたい人には非常におすすめの撮影機材です。
こちらの記事ではSLIK ロアー2N（クランプヘッド32N）を実際に使ってみて感じた良い点・残念な点について詳しく解説していきます。
1. SLIK ロアー2N（クランプヘッド32N）のスペック・外観・サイズ
まずはSLIK ロアー2Nのスペック・外観デザイン、サイズ感についてです。スペック表は以下の通りです。
| 商品概要 | |
|---|---|
| 製品名 | SLIK ロアー2N （クランプヘッド32N） |
| 価格 | 7,336円 ※Amazon調べ |
| 製品サイズ | 80 × 120 × 90mm ※W×D×H |
| カメラ台サイズ | 73 × 40mm |
| 製品重量 | 約414.5g ※実測による数値 |
| 対応パイプ径 | 22 〜 32mm |
| 積載耐荷重 | 3kg |
| カラー | ブラック |
1-1. 付属品
SLIK ロアー2Nの付属品は特になく、本体のみです。
1-2. 外観・デザイン
SLIK ロアー2Nはクランプ・雲台部分に分かれたデザインになっています。
全体像は以下の写真の通りです。
クランプはネジで締め上げるタイプ。クランプの内側部分には、滑り止めのゴムがついています。
ノブを回すとネジが長くなり、最大32mmまでのパイプに取り付け可能です。
雲台部分にはコルクパッドが敷いてあります。裏側についているネジを締め上げてカメラと固定します。
雲台部分は角度調整もフレキシブルで、チルト軸は最大180度、ロール軸は最大360度まで調整可能です。
そして耐荷重3kgまでのカメラ・レンズを載せることが可能です。
1-3. サイズ感
SLIK ロアー2Nのサイズは以下の写真通り、真っ直ぐに伸ばした状態だと横幅165mm、奥行き40mm、高さ50mmです。
2. SLIK ロアー2N（クランプヘッド32N）のレビュー
次に実際にSLIK ロアー2Nを使ってみて感じた良い点・残念な点は以下の通りです。
2-1. 様々なパイプにクランプできる！
SLIK ロアー2Nの最大の魅力は様々なパイプにクランプできるという点です。
具体的に僕がクランプさせているパイプは以下の通りです。
パイプクランプの活用例
- 三脚のパイプ
- 天井突っ張り棒
- クローゼットパイプ
このように家にある様々なパイプにクランプすることができるので、在宅クリエイターの撮影の幅が広がります。
ツヨシなので、様々なパイプにクランプできる点はメリットです。
2-2. 三脚の脚に付けておくと便利！
SLIK ロアー2Nは三脚の脚にクランプをつけておくと便利です。
なぜなら、三脚の高さ変更の手間かかる問題を解決できるからです。
三脚の高さ変更の問題点
- センターポールの伸縮で対応できない高さは脚の長さを変える必要がある。
- 高さを変更するには3本の脚を伸縮する必要がある。
- さらに脚のキャスターをつけているとキャスターを外す手間も増える。
- 高さ変更が億劫で一脚が欲しくなる。
しかし、僕は三脚の高さは普段撮影するであろうMAX高さにあらかじめセットしておき、低い位置にカメラをセットしたい場合は、脚につけたSLIK ロアー2Nで対応するというやり方をしています。
これにより、三脚の高さ変更めんどい問題を解消することができました。
ツヨシなので、SLIK ロアー2Nを三脚につけておくと便利です！
2-3. 室内俯瞰・超ローアングルも簡単に撮影可能！
天井突っ張り棒とSLIK ロアー2Nを合わせると室内俯瞰・ローアングル撮影も簡単に撮影できます。
実際の室内俯瞰の作例は以下の通りです。
また超ローアングルも撮影可能。
また、天井突っ張り棒とSLIK ロアー2Nの組み合わせだと壁ギリギリまでカメラを寄せて撮影できる点もメリットです。
以上のように天井突っ張り棒と組み合わせれば、室内俯瞰・超ローアングルも簡単に撮影できる点がとても良いです！
2-4. 価格がそこそこ高い！
ここからが残念な点。一つ目のデメリットは価格がそこそこ高いという点です。
SLIK ロアー2Nは、パイプ径が違う以下の3つのモデルがあります。
| Amazon販売価格 | |
|---|---|
| クランプヘッド35N | 7,336円 |
| クランプヘッド38N | 10,409円 |
| クランプヘッド45N | 13,136円 |
上記の通り、クランプするためだけの撮影機材なのですがSLIK ロアー2Nでも約7,000円と結構お高いです。
なので、この価格がそこそこするという点はSLIK ロアー2Nのデメリットです。
ツヨシ太いパイプに対応するモデルの価格はもっと高くなりますからね。
2-5. カメラ脱着がネジ式！別途クイックリリースシステムは必須！
SLIK ロアー2Nとカメラの脱着はネジ式です。そのため、そのままだとカメラの脱着はクソめんどくさいので、別途クイックリリースシステムをつけてあげた方が良いです。
実際に僕が使っているのはUlanziのクイックシューとプレートです。
Ulanziのクイックシューはスライドするだけでカメラ脱着ができるのでSLIK ロアー2Nの脱着もとても楽になります。
なので、カメラ脱着がネジ式な点がデメリットなので、別途クイックリリースシステムを後付けしてあげるのがおすすめです。
3. SLIK ロアー2N（クランプヘッド32N）がおすすめな人の特徴
以上のことから、SLIK ロアー2N（クランプヘッド32N）がおすすめな人の特徴をまとめると以下の通りです。
ツヨシ三脚の脚につけて写真撮影をする人や俯瞰撮影をしたい人にはとてもおすすめです！
まとめ
今回はSLIK ロアー2N（クランプヘッド32N）レビューをお話ししました。
注意点はカメラ脱着がネジ式なので、別途クイックリリースシステムをつけた方が良いという点です。
SLIK ロアー2Nがあれば、クローゼットパイプを使った俯瞰撮影・天井突っ張り棒を使った室内俯瞰撮影、三脚の高さ変更めんどい問題を解決できたりと、在宅クリエイターには非常におすすめの撮影機材です。
ぜひ、気になる方は参考にしてみてください。
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